2010年8月11日(水曜日)[ トピックス ]

「いがったー!」保育合研

alt大会テーマは『輝け!子どもの命と笑顔 語り合おう保育子育ての未来を』

第42回全国保育団体合同研究集会が8月7日から3日間岩手県盛岡市のアイスアリーナなど4会場で開かれました。

オープニングでは子どもたちや保育士保護者の歌に会場がひとつになり、さんさ太鼓の音に聞き入ってしまうほどでした。

全国実行委員会の渡辺保育実行委員長のあいさつと保育の今と未来を考えるオープニングフォーラムが開かれました。

「保活」と言う言葉がテレビや雑誌をにぎわせているほど、待機児童問題は深刻化しています。親のニーズに応えた「新システム」が打ち出されたが問題点ばかり。保育現場では最低基準の緩和による厳しい条件での保育が求められている今、どんな条件でも、“子どもが毎日幸せに暮らせることを第一に保育者が一丸となって条件改善、よりよい保育の実現のために立ち向かってほしい”と、メッセージがありました。

保育経験を生かしたパワーあふれる実践、保護者からの保育改善を求める涙の訴えに保育を見直し、質を高めていかなければと強く感じました。

また、「1人じゃないさ」で始まった『ゆずりん・ぴかりんコンサート』では、手拍子と大きな返事が会場内に響き、暑く(熱く!?)なりました。宮沢賢治の造語といわれる“いーはとーぶ”をタイトルにした速報では、全国の声や思いがつづられたり、岩手弁紹介などもあり「いがったー!」です。

2日目は講座・シンポジウムが開かれ、現行保育制度を全面的に解体する政府の新制度づくりに立ち向かうための講座では、新制度の問題点を細かく分析され、これからの運動の方向なども提起されました。また、横浜市立岩井保育園・保育士の手作り絵本の提案も出され、、大変好評でした。

最終日の記念講演「子どもの貧困にどう立ち向かうか。貧困大国アメリカの実際から学ぶ」では、ジャーナリストの堤未果さんより話があり、自分の身の回りでも身近な保育所に入れず、仕事復帰の困難さを知り、「貧困大国アメリカ」の実情を報告されました。命より金のアメリカの真似はできない。思わず聞き入ってしまう講演でした。

最後に、大会アピールの力強い訴えと“僕らは生まれてよかった・僕らを産んでくれてありがとう”の大合唱で感動のフィナーレでした。次回開催地は群馬です。

「横浜市従」第1254号(2010年9月15日付)より

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