2010年10月4日(月曜日)[ トピックス ]

「神奈川機関紙印刷所」創立50周年記念事業

本紙『横浜市従』は神奈川機関紙印刷所で印刷しています。神奈川機関紙印刷所の設立は1960年10月1日。今年で創立50周年、記念事業を展開しています。

未来を視点に機関紙活動

1256-3-02金沢区福浦の印刷所の見学会は9月17日(金)に実施。また、公開編集講座は9月25日と10月2日の土曜日に4つのテーマで行われました。

1日目の横浜駅西口会場では、「民主主義を進めてきた機関紙と未来に向けた可能性」と題し、日本機関紙協会事務局長の白岩寿光さんが講演。内容は新聞・機関紙を中心にした日本のメディア史。用意された資料は大変参考になるものです。日本初の日刊紙は横浜で誕生。開港で外国人が居留した地区内で新聞が生まれました。かなり専門的な内容で、講義の山場は戦争と新聞。戦前、戦中、そして戦後ガラッと変わって民主主義の時代から今日まで。「組織あるところに機関紙あり」を証明していました。

2つ目の講義は「行政広報の進んだ実例と未来の可能性」と題し、日本広報学会行政広報研究会の芳野政明さんの話。

2日目は会場を関内の神奈川中小企業センターに移し、3番目の講座「機関紙記者の取材、その成功と失敗の教訓からめざしたい記者像を考える」。連合通信社の社長で現役の伊藤篤さんの実践的な話。結論として“「面白くない人はいない」と言える記者”という項目にひかれました。

最後の講座は日本機関紙協会の前事務局長桜井輝治さん。「プリントメディアの未来」ということでしたが、韓国取材で見聞したメディアとネットの生々しい状況報告でした。

1256-3-03最近、電子書籍が登場。紙(印刷)メディアも、大きな変革の中にあります。ITは見る側がボタンをたたかなければ見れません。その機械がなければ見れません。情報の格差が懸念されます。ニュース(事件)を伝える必要性は増える一方です。紙メディアが無くなったとしても、それを取材し、伝える人は居ます。媒体はテレビやラジオ、通信など手段は存在します。情報の過疎化ということが起こりかねません。

なお、機関紙入門講座は、12月4日(土)10時~17時に建設プラザかながわで開講します。

「横浜市従」第1256号(2010年10月15付)より

Copyright (C) 2003 Yokohama City Labor Union. All rights reserved.