2010年12月6日(月曜日)[ トピックス ]

2010年日本平和大会「緊張感ただようアジア情勢」

1260-312月3日(金)~5日(日)、佐世保市で1200人が参加し「2010年日本平和大会」が開催されました。

4日の第1シンポジウムに参加。「本当に米軍基地、日米安保は『抑止力』なのか? 『安保50年』みんなで考えよう」をテーマに、日本と韓国、米国のパネリスト4氏が議論。

日本平和委員会理事の小泉親司氏は、沖縄県知事選で現職候補の「県外移設」「日米合意」の見直し表明が最大の成果だと強調しました。小沢隆一東京慈恵会医科大学教授は、軍事同盟は仮想敵国を想定し結ぶが、現在の安保は漂流している。平和なアジアをつくるために抑止力論克服の必要を訴えました。

韓国・労働者代案社会学習院講師の李俊揆(イ・ジュンキュ)さんは、北朝鮮砲撃事件の経過を説明。関係国が軍事的対応をやめて6か国協議などの場で解決をめざすべきと主張。「韓国人にとって脅威の第1位は北朝鮮、第2位は日本。これからの日本が、戦前のような道をたどるのではないかと不安」と発言。

米国フレンズ奉仕委員会のジョゼフ・ガーソン氏は、「抑止」の考えが米国の同盟国を守るのではなく、「米国の利益に反する行為を抑止することだ」としました。

静岡、沖縄、神奈川、佐賀の代表が発言。米軍の実弾演習への批判、自治体を巻き込む闘いの重要性を訴えました。

全体集会で、ジャーナリストのモハンマドさんから、戦争が続くアフガニスタンでは、42%が貧困ライン以下の生活。乳幼児の死亡率は25.7%で世界最悪、70%の国民が清潔な水へのアクセスがない。「日本政府に求めたいのは、軍事的な支援ではなく民生支援をしてほしいということ。私たちには軍事基地ではなく病院が必要。人を殺す銃ではなく食料が必要な」との訴え。

来賓あいさつでは徳之島・伊仙町長大久保氏が「徳之島の民意ははっきりしている。これからも基地はつくらせない」と表明し、連帯の拍手に包まれました。5日は、佐世保公園で10時半から集会、11時過ぎピースパレードを行いました。

「横浜市従」第1260号(2010年12月15日付)より

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