2011年3月1日(火曜日)[ トピックス ]

本庁舎共闘、春の昼休み学習会「お客様の安全を守ってこそ」

本庁舎共闘会議恒例の「春の昼休み学習会」が、スタートしました。1回目は、JALの再建を利用した“物言う組合”つぶしの指名解雇の実態です。

当日は、市労連の会議室が一杯の大盛況でした(客室乗務員が目当てではないと思いますが!)。講師は、いずれも不当解雇を言い渡され、その違法性、不当性を東京地裁に提訴した客室乗務員(2人)とパイロット(2人)です。

マイクを握り慣れているということで、客室乗務員の人が概要を説明。他の3人がそれぞれ補足と訴えをしました。

学習会の内容は、米国言いなりの自民党政府とその実行者であるJALの負債のツケを、職員が払わされた経緯でした。

曰く、ドルの先物買い(組合は大反対した)での損失2,000億円、必要数を上回る113機ものジャンボ機の購入(そのうちの2機は使う予定がなく砂漠に置いておかれた、その費用60億円、漸く使うことになっても修理費が80億円)、無駄な地方空港の建設による赤字路線の押しつけ…、そして、これらの問題に声を上げた組合をつぶすために次々と作られた御用組合の数々(詳しくは“沈まぬ太陽”をお読みください、実在の活動家が名前を変えて登場しています)、どれを取ってもJALの破綻はおきるべくしておきたもので、職員には一片の責任もありません。今回の整理解雇も再建に名を借りた活動家を狙い撃ちした組合つぶしそのものです。

正確な情報を流さない日本のマスコミにも大いに責任はありますが、それ以上にJALと政府が諸悪の根元であることがよーくわかった50分でした。

ぜひとも裁判に勝利して職場復帰を果たしていただきたい。ベテランの客室乗務員・パイロットがいないJALに安全運行は期待できません。未だ記憶に新しいハドソン川の飛行機事故も、経験豊富な57歳のベテランパイロットと48歳の副操縦士のとっさの判断で、1人のけが人もなく着水できたのです。金儲けだけに走り、安全を二の次にする稲盛体制のJALに明日はありません。講師の最後の言葉が心に残りました、「客室乗務員の第一の使命は接客ではなく、お客様の安全を守る“保安”である」、と。

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