2011年11月1日(火曜日)[ コラム「しじゅう」 ]

秋のキーワードは「実践とチャンスは逃すな」

友だちが横浜を見たいというので、仕事が一区切りした連休の午後、港の見える丘公園の一角にある近代美術館で行なってる安野光雅展を見に行った。実は、私自身が行きたかったので、ルートの中に組み入れてしまった。館内で流れていた映像のなかで島根県津和野生まれの安野さんは「津和野は山、山、山だから、『海』にとっても興味がありました。私の原点は「好奇心です」。小さい時、鏡を床に置いて上から眺めたりして遊んでいました」と話していた。「へー、鏡をねー」と思い、家に帰ってさっそく実践をしてみました。あまり面白くありませんでした。好奇心が足りないのでしょうね。

この展示の中でとっても楽しく、驚いたことがありました。それは「旅の絵本シリーズ」でした。一緒に行った友人が、「このシリーズには必ず各ページに『旅人』が登場しているのよ」と言ったひとこと。これまた「へー」でした。本当です。よく見ると、いるではありませんか。1㎝にも満たない旅人が。「このページはどこかしら?いないわ。いやいやしっかりいました」。少しずつワクワクしてきました。さあ次は極めつけでした。

絵本の中に「アンデルセンの童話が隠されています。探してみましょう」クイズコーナーです。童話の中には「マッチ売りの少女」とよく知っているのもあるのですが、「ソーセージの串でつくったスープ」などこんな童話があるのかしらと思うものもありました。

さあ、目を凝らしてみました。もちろん1人では探せません。3人寄れば文殊の知恵。「あった」。これは「裸の王さまだわ」。「本当だわ」、「見てみて、小さい燕の上を」「なんと、小さい、小さい女の子が乗っているではありませんか。親指姫だわ」。もう、みんな夢中です。食い入るように、絵を見たのもはじめてす。

1人だったらこの楽しいチャンスを逃していたことでしょう。まさにこの秋のキーワードは、「実践とチャンスは逃すな」ですね。

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