2012年3月1日(木曜日)[ コラム「しじゅう」 ]

労組敵視の橋下独裁許さず

昨年11月27日、「大阪秋の陣」と称した大阪府知事・大阪市長ダブル選挙で、大阪維新の会の松井知事、橋下市長が当選し、マスコミ報道と相まって国民の注目を集めています。

この結果は「二大政党」と「政権交代」への国民の失望、そのことによる政治不信や閉塞感を打開したいとの思いが反映したものと見ることができますが、大阪維新の会が掲げる「大阪都構想」「教育基本条例」「職員基本条例」の“3点セット”は、1人の首長に独裁的な権限を集中しようとするものであり、民主主義と地方自治の原則と対立するものです。

橋下氏自身「日本の政治に必要なのは独裁」と言ってはばからず、府知事時代には、まともな議論なしに維新の会が過半数を占める府議会で「君が代強制条例」を強行したのは記憶に新しいところです。

さらに市長選を受けてテレビ局にコメントを求められた職員が「民意の認識が違う」などとコメントしたことが放映されるや「犯人捜し」の上、反省文を提出させ、12月28日の市議会での施政方針演説で「私はしつこい性格」と述べて、労働組合敵視の演説を行ない、十分な労使協議を保障しない給与カット、組合事務所等の一方的剥奪、そして「処分」をちらつかせての違憲・違法な職員アンケートの強制と矢継ぎ早の攻撃を強めています。

自治労連は、1月26日~27日の中央委員会で決定した春闘方針で「2条例」制定阻止を始め、全国的な反撃の運動を進めることを提起し、2月22日~23日には市従本部も参加し、支援行動を実施します。大阪の問題は、独裁政治を許さず、民主主義を守る闘いとして重要になっています。

Copyright (C) 2003 Yokohama City Labor Union. All rights reserved.