2008年4月1日(火曜日)[ コラム「しじゅう」 ]

早く死ねと言わんばかり

 春である。4月になった。本市にも新職員が多数入ってきた。そして新しい「保険制度」が始まる。「後期高齢者医療制度」という名称である。75歳になった時点でそれまで加入していた医療保険から全員が脱退させられ、新制度に囲い込まれてしまう。

 「まるで家族一緒に暮らしていたのに、75歳を過ぎた人だけ離れに移すようなやり方」という比喩がこの制度の本質を良く表している。どんな親孝行な子どもでも75歳を過ぎた親を自分の健保の扶養家族に出来ないと言うことだ。

 厚労省幹部は「この制度は、医療費が際限なく上がっていく痛みを後期高齢者が自分の感覚で感じ取って貰うもの」と言ったそうだが、ここには75歳以上の非生産国民は早く死んでくれ、余分な金を使わせないでくれと言う国の本音が良く出ている。なんでも2025年には後期高齢者分の医療費を5兆円削減するそうだ。

それでいて、ろくな監視もせずに小さな漁船を一瞬に沈めたアメリカへの忠誠の象徴そのもののイージス艦は一隻1,400億円で、都合6隻も所有しているというこの国の逆さま振りが腹立たしい。艦長は仮眠中だと! ジャンボジェットが羽田着陸の時キャプテンが仮眠しているようなものではないか!

 などと桜の開花も相次ぐ時に、腹が立つことばかりで厭になる。花見でもして気分転換をしよう!

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