2012年4月2日(月曜日)[ あなたもワインラヴァーに ]

第31回ワインの選び方(10)「白ブドウ品種を知る」その1

今回から2回に分けて代表的な白ブドウ品種数種を紹介していきます。今回は『シャルドネ』と『ソーヴィニヨン・ブラン』です。

皆さんご存じのように白ワインを代表する品種と言えば、シャルドネです。フランスのブルゴーニュやシャンパーニュ地方だけでなく、カリフォルニアやオーストラリア、南アフリカなど世界各国で栽培され人気の品種です。理由は、耐病性が強く、世界の広い地域で栽培できることと、この品種が果実味がそれほど強くなく個性を主張し過ぎないので、産地(テロワール)や造り手の個性(ブドウの糖度や醸造熟成方法等)がワインの味に反映させ易いからです。従ってワインになるとその色は無色から黄金色まで様々で、味わいも酸味の感じられる爽やかものから重厚なコクのあるものまで造ることができ、香りはリンゴやトロピカルフルーツ、トーストやヴァニラなどバラエティです。また、ステンレスタンクで熟成させるか、樽熟成させるかで、フレッシュ感を強調したものやオーク香のある複雑な風味のものに仕上げることができます。

シャルドネを原料としたワインで有名なものは、シャブリ、ムルソー、プイィ・フュイッセなどがあります。ソーヴィニヨン・ブランはフランス・ボルドー地方原産のブドウ品種で、ボルドーの他、ロワール地方やニュージーランドなどで造られています。その独特な香りが特徴のワインが多いですが、気候や環境の影響を受けやすく、ブドウの熟成度合や産地によって性格がかなり異なってきます。冷涼な地域と温暖な地域では酸味や果実香・ハーブ香が異なり、酸味のあるレモン・ミントの香りのものから、酸味より甘みのニュアンスの強い、桃・マンゴー・麝香の香りのするものまでできます。またシャルドネ同様、醸造・熟成にステンレスタンクか、木樽を使用するかで味わいが違ってきます。有名なものにはサンセール、プイィ・フュメ等があります。国や産地で味わいが異なるので飲み比べてみるのも面白いでしょう。

<お勧めワイン>

clip_image002①シャルル・ルノワールシャブリ 香り高く、果実味が充実した美味しさ


clip_image001②ムルソー シャルム オリヴィエ・ルフレーヴ バターやブリオッシュ、熟したパイナップル、マンゴーなどフルーツのアロマが刺激的



clip_image002[6]③キム・クロフォード マルボロ ソーヴィニヨン・ブラン トロピカル・フルーツ、ハーブの風味と酸が相まってインパクトがある

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