2012年4月13日(金曜日)[ トピックス ]

「責任回避の高裁判決、国民の健康 最高裁へ」タバコ病裁判で判決報告集会

1303-1タバコ病をなくす横浜裁判の高裁判決報告集会が、4月13日開港記念会館で開催されました。裁判は3月14日の東京高裁での敗訴を受け、3月27日に最高裁判所に上告しました。

高裁判決の問題点について片山律主任弁護士は、「現状行程の責任回避の判決。今後については『社会一般の議論とそれを反映した立法によるべき』と解決を国会に丸投げしており、司法の消極性を考慮しても、なおあまりに消極的すぎる。真に国民の健康を守るという立場に立つならば、正反対の結論も出すことができた判決文だ」と報告しました。

その後、日本禁煙学会の作田学理事長や加濃正人医師により、世界の禁煙事情やたばこの依存症について、スライド説明がありました。たばこと健康国際会議(3月30日からシンガポールで開催)に参加した岡本光樹弁護士は「日本は国を相手に裁判をやっているが、今海外では、たばこ会社が規制反対で国を相手に裁判をやっている」と外国ではたばこ規制は非常に進んでいることなどが報告されました。

原告の1人である、元市従委員長の水野雅信さんは3月7日に亡くなりましたが、妻の龍江さんと娘の細田雅江さんが水野さんの意志を引き継ぎ、原告として裁判を続けていくことが表明されました。

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