2008年4月15日(火曜日)[ コラム「しじゅう」 ]

戦争を断ち切ることがECO

 学校現場でも、ゴミの分別が取り組まれている。大まかに紙類・プラスチック類・小さな金属類・乾電池・蛍光灯などあるが細分化すれば、もっと細かな分別になる。

 各学校の取り組みの進行具合は様々だが、学校という特殊な体制がありゴミ分別の意識浸透は進まない。 用務員の仕事柄、分別にかかわっての負荷が大きい。直接、ゴミの処理をすることが多いため用務員だけが忙しい思いをする羽目になる現場がほとんど。

 特に4月は異動がありゴミが山積みとなる。子どもたちの授業では処理工場の見学、ゴミの分別などを取り入れ教職員も意識はあるはずなのだが、教育現場も他職場と同様にめまぐるしく「変革」が進められ雑処理が増え、忙しくて分別意識はなりきらない。

 今年度から、一般(燃やす)ゴミをルート回収に乗せることになった。以前から、紙類など資源ゴミをルート回収に乗せているが資源循環局のルートに学校の一般ゴミが加わった。ルート回収とは、各事業所が個々に依頼する搬出運送でなく、地域に走る搬送ルートを利用して効率化を図ろうとするもの。

 無駄なトラックを減らして、二酸化炭素の排出と燃料の消費を抑えるEcoを考えてのことだ。
 Ecoといえば、市従新聞の編集委員会で再生紙のことが話題となった。「市従新聞の古紙使用率100%は大丈夫なの?」王子製紙や日本製紙など数社が起こした再生紙偽装の問題から、洞爺湖サミットのことまでEcoの話が発展した。

 「すべてを再生することに重点を置くより、それにかかる工場稼働による二酸化炭素の排出量、漂白による水の汚染など原材料を使うことも含めて、全体のバランスを考え地球に優しい取り組みが必要だね」ところがメーカーの王子製紙からは、「偽装」の返答。腹立たしく残念なことだ。

 「地球温暖化対策」私たちの出来ることは、小さなことの積み重ね。そして、最も二酸化炭素を噴出させる「地球温暖化諸悪の根源」戦争を断ち切ることだ。

「横浜市従」第1204号(2008年4月15日)より

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