2012年10月1日(月曜日)[ トピックス ]

「貧困を発生させない社会保障の充実が必要」第11回自治研全国集会 in 埼玉

1319-19月29日(土)30日(日)埼玉県で第11回地方自治研究全国集会が開催され、1日目は大宮ソニックシティでの全体会が行われました。初めに現地歓迎行事として子ども屋台教室による秩父屋台囃子でお出迎え。日本3大曳山祭の秩父夜祭りを思い出させる笛太鼓に癒されて、集会は始まりました。

初日の記念講演は、国立社会保障・人口問題研究所の阿部彩さんが、「全ての人に、暮らしを守るセーフティーネットを」と題して、貧困対策の強化を訴えました。

阿部さんは直接住民とは接していないものの、日々厚生省の公務員として研究、業務の毎日。日本の貧困と格差の現状についてを、データを使って分かりやすく解説しました。

また、格差が広がると不平等感から人々は攻撃性を増し、不健康になっていくと指摘。貧困を医学的にも社会的にも排除していく政策として、社会的包摂という考え方を示しました。貧困を発生させない川上対策として、最低賃金や同一労働同一賃金などの労働規制が第一の防波堤であり、子ども手当等や医療・保育所等の普遍的なサービス、奨学金などの投資を含む社会保障制度の充実などが必要と話されました。

今回の集会の統一テーマは「憲法をいかし、安心して住み続けられる地域、日本を」。初日は「模擬国会」にも挑戦。舞台上を国会に見立てて、消費増税やTPP(環太平洋経済連携協定)、橋下「維新の会」、原発などの問題で「野田政権」を追及しました。2日目は28の分科会に分かれて研究レポートの発表や討論が行なわれました。

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