2012年11月9日(金曜日)[ コラム「しじゅう」 ]

STOP 日本列島繁殖 ハシスト

小学生の私は、昆虫採集に熱中していました。東京近辺にいる「せみ」と「蝶」を全部この手で捕らえてコレクションしてやろうと意気込んで、網を振り回していました。

蝶は、麝香(じゃこう)アゲハを最後に捕らえ完結。しかしせみは、最後の1匹がなかなか捕まりません。そこで、箱根まで行くことに。親友の親父さんが医院長をしている箱根の病院の宿舎に泊めてもらい、悪戦苦闘の末に1匹をゲット。天にも昇る気持ちでした。それが、生まれて初めて手にした「クマゼミ」、日本最大のせみです。

当時は、クマゼミの北限が箱根で、当分は箱根の山から下りてこないだろうというのが一般的な見解でした。ところがいつの間にか、横浜でも鳴き声が高木の上の方から聞こえてくるではありませんか。新宿御苑でも鳴いている場面に出会ってしまいました。生命力の強さと、気温の上昇を実感した瞬間でした。

関西では普通に鳴いているクマゼミですが、横浜や東京で鳴き声を聞くというのは古参の昆虫採集マニアとしては、複雑な気持ちです。

昨年他界した父親が大好きだった時代劇。家族揃って見ていた時、八代将軍様の江戸城で「シャーシャーシャー」というクマゼミの大合唱が、画面から聞こえてきたときには思わず私一人が大笑い。夏の京都・太秦で撮影されたのでしょう。なぜ息子が笑ったのか全く理解できない親父に、えらく怒られた思い出があります。

関西方面から北上してくるのはクマゼミだけではありません。今は関西までですが、南方系の「セアカゴケグモ」や毒虫の繁殖が報じられています。

しかし今、最も危険なのはそのセアカゴケグモではないのです。東京の老害知事と呼ばれて久しい、失礼、先ほど辞職表明した石原都知事の盟友、ファシストならぬハシスト・橋下大阪市長です。橋下維新の会が国政選挙で躍進したら日本はどうなることか。

日本人は何度政治家に裏切られたら目を覚ますのでしょう。選挙投票では、マスコミに左右されない冷静さが求められます。

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