2012年11月26日(月曜日)[ トピックス ]

「日本国憲法は世界先端」平和大会 in 東京

1325-2 11月23日(金)~25日(日)の日程で、「日米安保も米軍基地もいらない、オスプレイ配備反対、平和で憲法の輝く日本を東京からめざそう!2012年日本平和大会」が、東京都内で開催されました。

平和大会は初日の国際シンポジウムに始まり、2日目の分科会、全体集会、最終日の閉会集会の3日間にわたって開催され、全国から1500名が参加しました。

1日目の国際シンポジウムは明治大学で開催され、ASEAN議長国のカンボジア政府代表ノン・サカル氏が、「安全、安定なくてASEAN諸国の経済発展はありえない。ともにつながり、人民本位のルールに基づいた平和で団結し反映するASEAN共同体の実現、東南アジア非核地帯化に向け、アメリカ、中国、フランス、イギリスなど核保有国に調印を要求し、ASEAN諸国地域に核を持ち込めないようにしていく」と講演しました。

第2部のパネルディスカッションでは、アメリカ、フィリピン、グアム、韓国、日本の平和団体代表が報告し、アメリカ・フレンズ奉仕委員会のジョゼフ・ガーソン氏は「アメリカ外交政策は今後もアジアでの軍事同盟関係を深め、さらに基地を建設しようとしている。日本が憲法9条を守り、アジア太平洋諸国と連帯して行動を」と訴えました。非核フィリピン連合議長のローランド・シンブラン氏は、「国民の力が上院を動かし、20年前米軍基地を撤去させた。その後、跡地では産業、観光振興で10倍以上の雇用を創出させた」と報告しました。

グアム平和正義連合のジュリオン・アグオン弁護士は「米軍基地増強が先住民の生活環境を破壊するものと提訴し、計画を延期させている」と発言。日本平和委員会の川田常任理事は、「日米安保絶対の政治を断ち切る改革に踏み出す時」と呼びかけました。

TPPは全力で阻止しよう

2日目は、分科会、シンポ、フィールドワークが都内19ヶ所で開かれました。夜からは日比谷公会堂で全体集会が開催されました。
分科会「隠されつづけた米軍の異常な特権」では、ジャーナリストの末浪靖司氏が問題提起を行いました。このなかで、「オスプレイ配備や凶悪な米兵犯罪、地域協定17条の米軍特権の害悪が露呈している。裁判権放棄の密約の撤廃、地位協定改定が急務」「地方自治体は安保破棄、基地撤去を政府に要求するうえで重要な役割を果たす。自治体の行動は住民と世論に影響を与える。地方議会でオスプレイ反対決議があいついでいることは実効的な力を持っている」と述べました。

夜の全体集会では、全国から1200人が参加。元上海総領事の吉田重信さん、東大教授の鈴木宣弘さんがそれぞれ、「日本国憲法は世界先端の憲法であり、ことに9条は諸外国の先端」「TPPは既に危険水域に入っている。農業だけでなく、医療、国民皆保険制度など日本を滅ぼすこの協定を全力で潰すことが急務」と報告しました。

最終日の3日目、横田基地を抱える福生市の福生公園で閉会集会が行われ、安保破棄中央実行委員会の東森事務局長が、「今年の平和大会には、全国から実数で1500名の参加があった。この大会に確信を持ち、オスプレイ配備という情勢の中、配備撤回、基地撤去、安保条約廃棄にむけた新たな出発点にしていこう。来年は岩国基地をかかえる山口の地に運動の成果を持ち寄ろう」と挨拶しました。

集会後は参加者全員で、「基地ノー」「平和がいちばん」とコールしながら、横田基地に沿ってピースパレードを行いました。

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