2013年1月1日(火曜日)[ コラム「しじゅう」 ]

将来展望をもって「今」を大事に

先月(2012年12月)12日に市従結成65周年記念事業の1つとして「永年組合員感謝の集い」を、定年退職前5年まで(56歳以上)の組合員を対象に、300人の参加者で開催した。永年組合員に対し、長い間、市従組合員として市従運動を牽引し、支え、奮闘されてきたことに感謝し、市従の存在価値を改めて確認しながら仲間の親睦と団結を深めることできた。

「集い」にあたっての退職者会の森田会長のあいさつの中で、市従が先頭に立ってベトナム戦争へ向かう戦車を止めたときの話があった。

1947年の結成当時から市従は働く者の労働条件を守るだけではなく、自治体労働組合として住民の命と暮らしを守る立場で、平和を守ることも命がけで取り組んできたという歴史がある。

「今」も変わらない。これからも歴史を教訓としながら市従は働く者の要求と同時に市民の要求の実現をめざし運動を続けていく。

今年は巳(蛇)年である。蛇と聞いて思い描くのは自らの尾を咥えた「ウロボロス」という円環となった蛇の姿だ。「ウロボロス」は哲学者ニーチェの思想である「永劫回帰」を表すものとして用いられることもある。

昨年は政治情勢が大きく混乱し解散・総選挙が行われたが、労働者・公務員の状況は「永劫回帰」のごとく、好転の兆しが見えない。

だからと言って悲観するのではなく、将来展望を持ちながら、ニーチェの思想に倣って過去と未来の結節点である「今」を大事に過ごしていきたい。

Copyright (C) 2003 Yokohama City Labor Union. All rights reserved.