2013年4月4日(木曜日)[ I LOVE 憲法 ]

平和を歌えなくなるなんてゾッとする

自分の思いを自由に文章に綴ったり、ソーシャルメディアに意見を書いたり、音楽で発信したりするのは権利として保障されている。

私の思いを伝える方法の1つは音楽である。合唱団で歌っているが、平和をテーマに歌うことが多い。2008年に所属する合唱団で渡米し、現地の合唱団、オーケストラと長崎への原爆投下をテーマにした曲を演奏した。加害者と被害者という立場を超えて世界平和を祈って歌う、このことは大変意義のあることだったと思っている。

また、知る権利というのは表現の自由の1つである。報道により、様々な情報を知ることができる。天気のことだったり、政治のことであったり、経済のことであったり、身近な生活のことだったり。

ところが、この表現の自由が制限されたらどうなるだろうか。
例えば、2008年に、靖国神社をテーマとした映画の上映が政治家の発言を契機として中止されたり、ホテルが裁判所の仮処分決定を無視して集会のための会場使用を拒否したりするなど、自由な意見を表明することが妨害される事件が立て続けに発生した。また、マスコミが政治家の圧力等によって報道内容を変更するといったことも考えられる。

例えば、原発の再稼働の問題について、政府にとって不都合な情報(安全性が確認されなかった等)が報道されない可能性があるのだ。

合唱の話に戻るが、もしも憲法が「改正」され、第21条が「改正」されたら、日本が戦争をする国になってしまったら、政府にとって都合の悪い平和を祈るという音楽表現ができなくなるかもしれない。そう考えるとぞっとする。報道も政府に都合の良い報道ばかりが流れ、反対するような意見は規制されていく。

そうならないようにするためにも今一度、憲法に向き合い表現の自由の意味を考えたい。

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