2013年7月16日(火曜日)[ トピックス ]

「若者が夢や希望が持てる社会を!憲法を守り活かす市政の実現に頑張りたいです」市長選挙予定候補、しばたさんに聞く

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8月の市長選挙に、市民の市長をつくる会からしばた豊勝さんが立候補を予定しています。立候補に当たっての抱負や思いを、菅野委員長よりお聞きしました。

国の言いなり給与カット、地方自治への不当な介入

菅野 本日はお忙しいところありがとうございます。早速ですが、6月20日の臨時市会において職員の給与削減が決められました。しばたさんはどうお考えですか。

しばた 昨年の民主党政権の時、「復興財源」のために自公民で国家公務員給与削減を決め、安倍政権で交付税カットして地方公務員の給与に手をつけたわけですね。明らかに地方自治への不当な介入です。給与カットを拒否した自治体も多数あります。政令第1の都市が国の言うがままというのは納得がいきません。公務員給与は地方の民間労働者へ与える影響が大きいです。妻が民間保育園の職員なので、そのことは身を以て実感しています。公務員給与が低ければいいなんて言う風潮に「異議あり」と言いたいです。

菅野 横浜市は、政令市の中で、職員数が人口比で一番少ない市となっています。慢性的な超勤や、病気で休職する人もたくさん出ています。

しばた 職員が少なければいいという物差しがおかしい。公務の仕事の誇り、期待がもっとあっていいと思うし、東日本大震災以後、公務の仕事の重要性はますます高まっていると思います。

役所が安全でなければ、市民の安全は守れない

菅野 中田市長時代、168億円で買った北仲通りの土地に新市庁舎を立てることが問題になっていますが。

しばた 本庁舎が手狭で周りの民間ビルを借りて年間20億円も払っているんですね。しかも3.11ではそのビルで負傷者も出たと聞いて驚いています。職場が安全でないと市民の安全は守れませんね。だから公共建築物の耐震基準は高く設定されているんですよ。問題は、600億円も掛ける豪華庁舎が必要なのかと言うことです。「北仲ありき」ではなく、まちづくりの視点も入れ関内周辺の地元、市民、職員の理解を得ながらすすめなければなりません。

菅野 林市長の待機児ゼロが、安倍首相をはじめマスコミでも騒がれています。待機児問題をはじめ、保育問題についての考えをお聞かせください。

しばた 他都市に比べて努力はしていると思います。しかしゼロの背景には、株式会社の異常な参入数、園庭もない保育園、数字の操作などがあります。預けたくても預けられない、希望していない所に預けている、そんなケースがまだまだたくさんあると思います。保護者の要望に応え、子どもの成長発達という観点からも保育の質を向上させる施策も求められています。民間保育園などの職員の待遇改善も待ったなしです。

菅野 この4年間でも、国保料や保育料の値上げ、敬老パス、福祉パスの制度改悪など市民負担を増やす市政が行われてきました。市民にやさしい市政を実現していく展望とは。

しばた 大型事業は減少傾向にあったんですよ、しかし最近はチャンネルを切り替えたかのような状況を呈しています。「財政再建」という言葉はどこへ行ってしまったのでしょう。市民の福祉や教育など生活の保障を優先して遣い、雇用問題など国にもしっかりものをいい、市民の生活の安定を図れば市税収入も増やすことも可能です。要は市民の貴重な税金をどう使うかの問題だと思います。

心身の成長が著しい中学生に給食は絶対必要

菅野 中学校給食のことで言えば、林市政は、給食などの画一的な献立よりも、個々に応じた昼食の方が望ましいので家庭の弁当持参を基本とするとしています。持ってこられない子は業者弁当・パンといっていますが。

しばた この間栄養士の先生の話しを聞き、中学生に必要な栄養の問題、家庭が置かれている状況を考えると、自治体の支援が必要ではないか。政令市のなかで何もやっていないのは堺市と横浜市だけです。私も3人の子どもがいて8年ほど弁当を持参させました。小学校では給食があるのに中学校へ行った途端ないわけですから。冬は冷たくて、夏は食中毒が不安、どこが愛情弁当なのでしょう。

菅野 原発問題で言えば、林市長は放射線問題で新聞に「まるでひとごと」と書かれたように全く主体性がありませんね。

しばた 370万人の命と生活を預かる市長の発言とは思えないですね。「国の動向を注視していきたい」というのではあまりに政府自民党べったりではありませんか。原発事故が起きた時、安全神話がこういう形で崩壊していくのを見て、もっと反対の運動をしてくればよかったとつくづく思いました。原発の危険性を世界に発信していく責任が日本にはあるんです。

菅野 さいごに市長選挙に立候補する決意を聞かせてください。

しばた 私は66歳です。超高齢化社会における60代というのはまだ青年部です。可能性のある年代でこれまでの経験とエネルギーを社会的にもっと貢献していきたいと考えていたときに、市長候補の要請を受けました。

今、若者の問題も深刻です。非正規雇用で結婚もできない、子どもも持てない。働くなら正規職員、若者が夢や希望が持てる普通の社会を、憲法を守り活かす市政の実現に頑張ります。

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