2008年5月23日(金曜日)[ トピックス ]

「憲法9条、なぜ変えたい?」小森陽一さんを講師に学童支部が学習会

小森陽一さんの写真 5月22日、市従会館4階ホールで、九条の会事務局長の小森陽一さんを招き、学習会「憲法9条 なぜ変えたいの?」を開催しました。学童保育指導員支部が主催したこの学習会には、支部の組合員の半数80人以上が参加しました。

冒頭、「東京大学で教鞭をとっている…」と紹介された小森さんは「私は教鞭はとっていません、ムチは持っていませんから」と会場の笑いを誘いながら「教鞭」という言葉の由来から話は始まりました。

小森さんは2005年に自民党が発表した新憲法草案と現憲法、国際連合憲章を比べながら憲法9条をめぐる問題の歴史、アメリカとの関係などをたどり、分かりやすく「自公政府が憲法をなぜ変えたいのか」を説明してくれました。

「石油運搬ルート確保のため戦略的に重要な位置にある日本、その国が一緒に戦争できないと都合が悪い、そこでアメリカは日本を戦争できる国にしたくて、9条をなくせと要求しているんです。そんなアメリカにくっついて戦争をしているから日本は赤字なんですよ、福祉や医療が悪いんじゃありません」と話しました。

また「憲法9条の第2項を取るだけで戦争できる国に変わってしまう、何のために国の予算を使うのか、ここが分かれ道、9条を持つ国がどういう態度をとるのか、みなさんも考えて欲しい」と話を結びました。

講演の後の質問では、「戦争をしてもいいと思っていたけど、今日の話を聞いて、考えが変わりました」という発言もありました。

参加した指導員には、若い人が多く、「いかに日本がアメリカの戦争観に左右され、軍隊まで派遣させられることが恐ろしいか改めて思いました。憲法が変えられ、戦争に子どもたちがかり出される、戦争賛成の世の中に変えられていくことの怖さを思いました」「平和のための憲法が変えられ、戦争の口実にされかねない危機、そしてその犠牲になりかねない事実から、子どもたちや自分を守らなければいけないと思いました」等々たくさんの感想や心強い決意などが寄せられました。

「横浜市従」第1207号(2008年6月1日)より

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