2008年6月15日(日曜日)[ コラム「しじゅう」 ]

時のマジック…

  私たちに与えられた1日の時間はだれも24時間です。6月10日は時の記念日。時間を大切に、有効に使うのは現代人のマナーです。

 いかに高価ですばらしいデザインの時計でも、安っぽいおもちゃのような時計でも同じ時を刻みます。

 日本の鉄道は非常に正確に運行されています。ラジオやテレビもプログラムにそって、とても正確に放送されています。

 何か事故が起きるとその歯車は狂い、予定していたことが突然ストップしてしまいます。

 中国四川の大地震では、多数の犠牲者・被害者が出ました。自然災害とはいえ、一瞬のその時から、時間が止まってしまい、何が起き、これからどうしたら良いのかと、本当に頭の中は真っ白になってしまったに違いありません。過酷な状況に追い込まれた人々の姿は痛ましい限りです。

 地震大国の日本。かつて『日本沈没』というSF小説がヒットしました。映画も製作され、最近リメイクもされました。四川の惨状を伝えるニュースを見て、日本にとって他人事ではないと受け止めるのは当然のことでしょう。

 中国3000年の歴史とよく言われますが、この地球上のどこの国の人々も何千年という間、えいえいとその歴史を積み上げてきました。

 私たちには歴史を止める資格もカもありません。自然の脅威もさることなから、人為的に人の命を奪う戦争がいかにバカらしいことか、あらためて世界が認識し、平和で、緊急のときに相互に助け合うことこそが素晴らしいことのはずです。

 時間はきわめて身近なもので、日常の生活と切り離すことはできません。職場の就労時間もキチンと決められ、通勤はそれに合わせます。多くの場合、その仕事も1人だけではできません。仲間と連携し、共に処理します。時間を共有することで、1日24時間は膨大な時間になります.まるで時のマジックのように。

 雇用の機会を増やそうとの声があります。ワークシェアリングです。限られた時間を効率的に活用し、働く意志のある人に機会を与え、活カある社会を築く…時間、まさにTime is moneyですね。

「横浜市従」第1208号(2008年6月15日)より

Copyright (C) 2003 Yokohama City Labor Union. All rights reserved.