2008年5月29日(木曜日)[ トピックス ]

「非常勤の処遇改善を!公務職場から貧困・格差なくそう!」春の嘱託職員学習会

学習会のようす  5月28日、2008年春の嘱託職員学習交流集会がいせやま会館大会議室で開催されました。河野事務局長の開会挨拶後、政村嘱託対策委員長から諸情勢について話があり、要求実現の保障は団結、そして数の力が大切だと力強い激励がありました。

 講演は、横浜公務公共一般労組書記長の三好照夫(元中区役所)さんから、「非正規労働者と横浜市嘱託職員の現状と課題」のテーマで提言がありました。

 横浜市には、正規職員が約29,000人いますが、非常勤職員(嘱託)は約4,500人、アルバイトは長期・短期を合わせると約8,000人います。指定管理者も900を超え、そこで働く職員も7,000人を超えています。アルバイト、委託、派遣職員が入ることによる低賃金構造が進められています。闘いが無くなれば、条件の悪いところに合わせられてしまう、と警鐘を鳴らしました。

 嶋田賃金部長から「2008年度嘱託職員の闘いと展望」について提起がありました。再雇用嘱託と一般嘱託の現状と要求の前進については、正規職員の減給に対し嘱託職員は減給させなかった成果の他、秋年闘争を通じて改善させた成果が報告されました。今後の課題と獲得目標では、嘱託職員の要求実現、均等待遇の実現、「貧困と格差」の是正を2008年で取り組むと提起されました。

 また5月27日の団体交渉では非常勤職員の処遇改善について、「正規職員と同様に働いていても収入は3分の1、4分の1の水準です。公務職場から格差と貧困を解消するために嘱託・アルバイト職員の処遇改善、賃金引き上げの実現を強く求めます」と申し入れたと報告がありました。

 各職場からの報告では保育士から、「賃金が生活保護世帯より低いと感じた。正規職員の方に業務を理解して欲しい。経験給が認められているので退職金の要求はおかしなことではない」、建設・公園からは、「憲法9条の問題だけでなく、憲法の人権の学習会も必要ではないか」、時間外からは超勤問題で、「保育日誌を勤務時間外に書いてもサービスだと思っている人がいるが改善すべき」など、切実な要求や発言がありました。
 最後に嶋田賃金部長が総括答弁し、団結ガンバローで散会しました。

「横浜市従」第1208号(2008年6月15日)より

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