2014年2月10日(月曜日)[ トピックス ]

「かながわ女性センターの歴史にまなぶ」きらめきセミナー(婦人部)

1365-32月8日から9日まで江ノ島のかながわ女性センターで市従婦人部はきらめきセミナーを開催しました。

1日目は、CAW(アジア女性委員会)ネット・ジャパン代表の広木道子さんを迎えて、「アジアの働く女性たち~グローバル化が深まる中で」と題して話を聞きました。

日頃私たちが購入している衣料品や日用品などが中国などのアジア製。これらの製品は、日本をはじめ世界の大企業・ブランドなどが安価な労働力を目当てに、アジアで安く生産し先進国で売りさばいて、ばく大な利益をあげてきました。その陰には多くの女性労働者が、出稼ぎ・貧困・劣悪な労働条件・暴力・解雇など、さまざまな問題を抱えて働かされています。

これらの問題解決のためアジアの女性労働者が交流し、運動を前進させようと1981年にCAWが発足し、交流プログラム・シンポジウム開催などの活動を行っています。広木さんは最後に家事労働者の問題を取り上げ、ILO条約の批准など、アジアの女性労働者とともに生きること、「世界で一番企業が活動しやすい国」を許さないことを強調しました。

2日目は、「かながわ女性センターの歴史と役割」と題して、元神奈川県職労連女性部の渡辺泰子さんの話を聞きました。渡辺さんは女性センターの建設準備から携わった定年までの約30年の経験を含めて話しました。

かながわ女性センターは1982年に開設され、その誕生に向けては、1975年の国際女性年に代表される国内外の女性運動の高揚という背景があって、長州革新県政の選挙公約となり、女性センターをはじめ、女性プランの策定、県民参加の女性会議の発足など、全国的にもトップクラスの女性行政がスタート、1982年を「かながわ婦人元年」と呼びました。

しかし黒岩知事になり県立施設のリストラが次々と強行される中、女性センターを藤沢合同庁舎に移転するという計画がだされましたが、県民女性の反対運動で、山川菊栄文庫を含む10万冊の図書室機能は紅葉坂の県立図書館に移すなどの成果がありました。

渡辺さんは女性行政は後退しても、果たした役割は大きなものがあった、またこれからも女性部の存在意義は大きい、力量を高めてがんばってほしいと激励してくれました。

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