2008年6月9日(月曜日)[ トピックス ]

「いのちの行政」を学び、活かそう -自治体に働く青年のつどい

つどいのようす  6月7・8日、自治労連青年部主催の「第28回自治体に働く青年のつどい」が開催され、17の地方組織から、145人、市従からも4人の青年が参加しました。

 岩手県沢内村(現西和賀町)で行われたつどいは、40年以上前から行われている「いのちの行政」を学ぶことが目的でした。

 昭和30年代の旧沢内村では豪雪、貧困、多病多死に苦しめられていましたが、乳児・老人医療費の無料化を実現し、日本ではじめて乳児死亡率ゼロを達成しました。18代村長の深澤晟雄さんの「地域格差や経済格差を言う前に、人命の格差があってはならない」という言葉を今も受け継ぎ、独自の保健医療政策を守っています。

 旧沢内村の生き証人から行政の歴史と現状の話を聞き、会場で上映された映画「いのちの作法」には、ある意味日本で最も未来的とも言える町の今がおさめられていて、現代人が忘れている優しさや弱者への思いやり、人間としての心のあり方などが映し出されていました。そして2日目には映画に登場した施設を訪ね出演した方々から直接話を聞くこともできました。

 後期高齢者医療制度など、社会的弱者を切り捨てる政策が導入される中、自治体が果たすべき真の「住民自治」とはいったい何なのか、考えさせられました。

「横浜市従」第1208号(2008年6月15日)より

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