2014年5月25日(日曜日)[ トピックス ]

「フクシマからの声を聞いて」神奈川県母親大会・横浜母親大会

1374-1 5月24日、第59回神奈川県母親大会・第55回横浜母親大会が開催され、1500人を超える参加者で関内ホールは通路にも会場外の待合も埋め尽くされました。

午前中は「標的の村」の映画上映で、10時前からホールの前に並んで待つ人で行列でした。「標的の村」は2012年9月29日、普天間基地がアメリカ軍によって完全に封鎖されたというこの前代未聞の出来事が全国ニュースから黙殺された。日本人に知らされていないこの日をドキュメントで描いたものです。

午後の部は、横須賀の学童保育の子供たちによるオープニングから始まり、太田マキさんによるコンサートと続きます。ゆったりとそして感情豊かに歌いあげるひとときは感動の大拍手でした。

2時からは「21世紀を、生きるよろこび・働くよろこびへ-フクシマからの声-」と題して、福島在住の経済学研究者の後藤宣代さんの記念講演。経済学を学ぶ後藤さんは経済とはマネーゲームでなく、経世済民(世を經(おさ)め、民を濟(すく)う」)の意味。母親に連れられて幼い時から参加していた母親大会2世として、またお名前の由来は「山宣」とその愛妻「千代」から両親が付けられたといいます。福島市はちょうど福島第1原発から60キロの低線量長期被爆都市であり、放射能が風に乗って運ばれた方角。夫とともに現地の留まることを決め「フクシマの闘い」と名付けて、フクシマからのいろいろな「くやしい」さまざまな思いを発信し、行動、裏方を務めてきました。

被災地福島では「福島の原発10基全廃炉」を県議会が採択、原発に依存しない復興計画が始まっています。大飯原発の再稼働を認めない判決も出されました。安倍首相が「日本人の命を守るために集団自衛権が必要」と、私たちの「命を守る母親運動」と正反対のことを言っています。原発はエネルギー問題ではなく、生命・人権の問題。それでも儲けのために原発を進めようとする政府だが、声を上げれば世界は変えられる。子どもたちが生きる喜び、働く喜びを実感できる未来社会を作っていきましょうと締めくくりました。

会場で訴えたカンパはこれまで最高の31万円を超え、すべて福島に届けられます。終了後には関内駅までデモ行進し、市民に訴えました。

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