2014年7月4日(金曜日)[ トピックス ]

「不当な解雇をはね返しなんとしても杉本さんと布施木さんの楽団復帰を」神奈フィルを良くする会第3回総会&コンサート

7月3日夜、男女共同参画センターで行われた「杉本さんと布施木さんの解雇を撤回させ、神奈フィルを良くする会第3回総会&コンサート」に約110名が参加。総会議案の採択後、神奈フィル分会合奏団の音楽を堪能しながら解雇事件の早期解決の思いを固め合いました。

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第一部の総会は、開会あいさつで作曲家の安藤久義氏が「これからも長いたたかいが続くが、二人の応援をし続けて欲しい」と述べました。

蓮池事務局長から「経過と方針」の提案では、理事長宛署名が1万7千筆、コンサート前宣伝行動は延べ21回、1万枚以上のビラを配布、理事・自治体・横浜銀行への要請行動、知事宛ハガキ、知事宛公開質問状、県議会要請行動、51箇所で演奏と訴え、労働委員会傍聴、労働委員会会長宛署名1万8千筆以上、冊子ブラックオーケストラの普及739部、会計報告、1083名の会員に到達したことなど報告しました。

勝利をめざす今後の取り組み方針では、7月早々に出される県労働委員会の勝利命令を力に、2人を直ちに職場に戻す緊急の取り組み、神奈フィルの定期演奏会員を上回る1500名の会員拡大など今後の年間方針も提案され、全体の拍手で確認されました。

田渕弁護士は「今回の解雇の本質は、楽団が労働組合の存在そのものを嫌悪し、労働組合活動を弱めるため2人を解雇する、不当労働行為そのものです。二人に対する解雇理由も事実の裏づけを欠いた単なる評価の域を出ないもの。2人の音楽家生命を守るため、県民から愛される神奈川フィルを守るため、2人には1日も早く復帰して欲しい。皆さんのご支援、ご協力をお願いします。」と述べました。

杉本さんから、「2人は悪いことをして解雇されたのではない。普通どおり仕事して突然解雇された。現在は常任指揮者や首席が楽員から選ばれていない、楽員の主体性が奪われている。今国民の権利が奪われている、この中に神奈川フィルの争議もある。楽員は目を覚まし、主張のある現実表現のある楽員に戻ってほしい。今の世の中を変える一環にこのたたかいを位置付けてほしい」、布施木さんから「解雇され県内のいろんな労働争議と交流している中で、今の司法はおかしいと感じる。解雇の本質は同じところにある。私たちの勝利が他の裁判の助けになるよう、不当解雇に負けないよう頑張る」との決意が表明されました。

第二部は、恒例の神奈川フィル分会合奏団コンサートです。アルビノーニのトランペット協奏曲に始まり、弦合奏によるモーツアルト、ビオラとコントラバスの二重奏、3本のチェロによるアンサンブルなど、神奈川フィル分会合奏団ならではのプログラムが続きます。そして、良くする会呼びかけ人でもある安藤久義先生の反戦、反核の祈りを込めた作品「地上に平和を」が演奏されると演奏会は最高潮に。そして今回の特別ゲスト、新国立劇場合唱団の不当解雇で11年間戦い続けているソプラノ歌手八重樫節子さんが登場し、オペラアリアなどを熱唱しました。

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