2008年7月1日(火曜日)[ コラム「しじゅう」 ]

補助金不正受給

横浜市病院協会の補助金不正受給問題で、またもや中田市長の疑惑が浮上しています。

新聞報道などによれば、協会ホームページの更新等の経費を水増し請求し、4年間で約550万円を不正受給したとして、市側は返還を求めています。

また協会経理担当の塩原理事の新横浜母と子の病院の職員宿舎に5千万円の無利子融資、医療機関整備資金として5億7千万円を無利子又は低利子で融資を受け、神奈川健康福祉経営協同組合の倉庫などに目的外に使用していたことなどが判明しました。

さらに塩原理事が代表理事を務める健福協は、協会が指定管理者となっている救急センターの工事に関与し、救急センターの購入医薬品の8割近くを納入するなど「不透明な関係」も指摘されています。

融資の審査には塩原理事・副会長もメンバーとなり、「身内への融資を決めていた」ことから市当局のチェックの甘さが不正の温床となっていたことが明らかになっています。

塩原理事は「中田市長をサポートする政治団体」とされる「ヨコハマから日本を変える会」の前代表であり中心人物です。「ヨコハマ会」は「中田市長誕生を契機に」結成され、塩原夫妻は2006年に200万円を寄付しています。

健福協は中田市長当選の2002年に設立し、市から1,500万円の出資を取り付けています。

しかし中田市長は「塩原氏とは病院協会を通じてしか知らない」と言っていますが、深く関わっている疑念はぬぐえず、市長の道義的責任も問題です。

塩原氏と病院協会、協会と健福協の「不透明で違法な資金の流れ」を解明し、中田市長は疑惑を明らかにすべきです。

「横浜市従」第1209号(2008年7月1日)より

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