2008年6月9日(月曜日)[ トピックス ]

「学力テストは早期選別のため」横浜母親大会

母親大会の記念講演のようす 6月8日に緑公会堂で、「第49回横浜母親大会」が開催され、約500人が参加しました。赤ちゃんを連れたお母さんも多数見られました。

緑民商婦人部によるフラダンス、星槎高校による響太鼓の力強いオープニングではじまりました。

記念講演は東京田中短期大学の山本由美先生による「格差社会と子どもたち」でした。「新自由教育改革の『学力テスト体制』『学校選択の普及促進』とはエリートと非エリートの早期選別を目的とした、国家統制の仕組みと理解すべき」と聞いた時は大変驚きました。

学力テストの結果で学校をランク付けし、その結果を公表することで、抽選がある人気の学校とそうでない学校ができてしまうということです。学校選択や人気がない小規模校の統廃合などで、子どもたちや教師また、学校と地域の関わりに大きな問題を生じさせていることを分かりやすく話してくれました。

午後は「平和」「子ども」「医療」の3つの分科会が開かれました。

医療分科会では「ホスピスから学ぶいのちの教育」の話を、めぐみ在宅クリニックの三浦有子さんから聞きました。ホスピス病棟を通して、たとえ命が限られているという苦しみの中でも、穏やかに、力強く生きようとする人たち。その人たちを支えるにはアドバイスや励ましより、理解者になること。理解者になるには話を聴くことということでした。話を聴くことは命が限られている人たちだけでなく、大切なことだと思いました。

「横浜市従」第1209号(2008年7月1日)より

Copyright (C) 2003 Yokohama City Labor Union. All rights reserved.