2015年3月5日(木曜日)[ トピックス ]

3・4国際女性デー市従集会「韓国女性史を学ぶ」

1401-1 国際女性デーは、1904年3月8日にニューヨークで女性労働者が婦人参政権を要求してデモを起こしたことを受け、クララ・ツェトキンが「女性の政治的自由と平等のためにたたかう」記念の日とするよう提唱してから始まりました。

ここ数年市従婦人部では韓国に焦点をあて、新宿の高麗博物館を見学したり、ヘイトスピーチ問題を学んだりしてきました。そして今年の市従集会は、隣国「韓国(朝鮮)の女性史を学ぶ~近現代の朝鮮半島の女性たち~」をテーマに、元神奈川県職労連女性部長で現在高麗博物館ガイドボランティアの渡邊泰子さんにお話を伺いました。

植民地朝鮮の家族制度は男性優位で、日本の家族法も導入し植民地支配を強化、女性の教育も男子より就学率が非常に低く、非識字の中、皇民化教育がされました。日本では日中戦争勃発後朝鮮総督府が「内鮮一体」「皇国臣民」として、一村一神社、朝鮮語禁止令、朝鮮女子勤労挺身隊を作り、日本の軍需工場に動員して終戦時に賃金も払わずに着のみ着のまま帰国させるなども。

戦後になって、在日韓国・朝鮮人は65万人、朝鮮戦争後に日韓基本条約を結び、今年日韓国交正常化50年目。韓国でも70年代に民主化闘争と労働運動が高揚、その後の大統領の保守化路線で、非正規労働者が6~7割という格差社会だそうです。戸主制度で家父長制文化を再生産しており、夫婦別姓といっても父系血統で選べないものです。しかし、女性たちの運動によって2007年にやっと家族法が廃止され、姦通罪も撤廃されました。

今後の課題として、「慰安婦」問題と危険な安倍政権の姿勢を指摘、朝日新聞の謝罪を利用して慰安婦問題そのものをねつ造として否定するキャンペーンや、ヘイト・スピーチは表現による暴力、攻撃、迫害であり、私たちが歴史認識をきちんと持つことが大事と話されました。最後に韓流ドラマのお勧めまで紹介していただき、参加者に元気を与えていただきました。

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