2015年6月26日(金曜日)[ トピックス ]

「基地は全面返還せよ」戦争法案は明白な憲法違反、市従米軍基地や調査に17人

横浜市従は6月6日、厚木基地やキャンプ座間をめぐる基地調査を行いました。憲法解釈を変えてまで戦争への道を突き進む安倍政権。今、着実に「戦争する国」づくりへと歩を進めています。アメリカが起こした戦争に、世界中どこへでも自衛隊が参加して集団的自衛権を行使できるという「戦争法案」。多くの憲法学者や法律家の団体が「戦争法案」は憲法違反だと声を上げ、廃案を求める声明を発表しています。日本弁護士連合会も反対声明を発表し、憲法審査会では、自公が推薦した憲法学者までもが「違憲」と表明しています。戦争反対、安倍政権NOと更に大きな声を上げていくために17人の組合員が参加し、学習しました。

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「鉄条網に護られた米軍基地を見た」Mさん

厚木海軍飛行場は、米海軍厚木航空施設と海上自衛隊厚木航空基地としての機能を持っています。約507haの面積に、約2,500mの滑走路を1本持ち、艦載機の離発着訓練、偵察・哨戒飛行が行われています。大和市側から、基地の全景を見ることができました。

キャンプ座間は、約235haの面積を南キャンプと北キャンプとに分け、南キャンプに在日米陸軍司令部、第1軍団司令部、基地管理本部があり、北キャンプには陸上自衛隊第4施設群、陸上自衛隊中央即応司令部があり、米軍と自衛隊とで共同訓練が行われています。在日米陸軍司令部の建物は本国の国防総省の形に似せているので、リトルペンタゴン(5角形)と言われています。

相模総合補給廠は、約215haの面積に米陸軍の物資の保管倉庫、修理工場、作戦指揮訓練センターを備え、米軍の緊急展開に対して、戦争物資をいつでも使用可能な状態に保つことを使命としています。とりわけ、作戦指揮訓練センターの配置により補給廠そのものの機能が変貌しています。JR横浜線の相模原駅から隣駅の矢部駅まで、延々と鉄条網がつづく様は、神奈川県が基地県であることを否応なく認識させられます。

「基地は日本に全面返還せよ」と強く思った基地見学でした。

「基地の一辺が一駅分」に衝撃 Oさん

基地調査に初めて参加しました。マイクロバスで天理ビル前出発です。向かう厚木航空基地は、悪名高いオスプレイが飛来したこともあります。小高い丘の上からの眺めは、青空の下、丹沢の山並みと広大な基地の緑、自衛隊の飛行機が一機見え、周囲にはサッカー場や子どもたちの遊ぶ広場と、美しい光景が広がっています。

しかし、平和委員会の方からの説明では、飛行機からの落下物は日常的だと。激しい騒音も改善されていません。広場の遊具は毎朝拭き取り掃除をするほど排気ガスや油で汚れるとのこと。一見、平和な景色ですが、現実は恐いと実感しました。キャンプ座間では、リトルペンタゴンと呼ばれる日米共同作戦の拠点を見学しました。今国会で政府が強行しようとしている安全保障法案の中身は、2007年から着々と進められてきたことが分かりました。

相模総合補給廠ではその広大さを実感するため基地の一辺、1・7kmを歩きました。線路脇なので、一駅分の長さに気づき驚きました。それも、駅前の土地です。どこも広大な敷地で整然としていますが、人っ子ひとり歩いていません。自衛隊宿舎の1・5倍の広さの豪華な米軍住宅は全部、日本が建て、光熱費まで払っていると。狭い日本でここだけは別世界です。

今回は行かなかった横須賀基地の原子力空母は、福島原発の20倍の濃さの核燃料を使用する原子炉で、事故があれば福島原発の比ではないという説明もありました。神奈川県は、沖縄に次ぐ基地県だということをまざまざと見せつけられた1日でした。戦争法案反対とともに、基地強化の動きにも抗議していきたいです。

「横浜市従基地調査に参加して」Hさん

神奈川県内の米軍基地3ヶ所をめぐり、基地の実態を見てきました。
厚木基地は、米軍・海上自衛隊共同使用の厚木飛行場を中心に弾薬庫、格納庫、家族住宅があり、面積は、約507万㎡(東京ドーム100個分)、日常的に艦載機の爆音被害、墜落事故の危険性があります。

また、キャンプ座間には、2007年から米第一軍団司令部(前方)が創設され、自衛隊の陸上総隊との日米一体化が促進されています。

相模総合補給廠は、駅前の一等地に広大な敷地を持ち、従来の軍事物資の事前集積・補給・兵站という後方支援に加え、2011年には、作戦指揮訓練センターが設置され、訓練基地としても強化されています。一部返還予定の部分はありますが、神奈川県内には、広大な米軍基地があり、米軍と自衛隊が一体となって世界中に展開できるようにするための「戦争法案」廃案のたたかいとともに、基地の早期返還が必要だと痛感しました。

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