2015年6月2日(火曜日)[ トピックス ]

第17回市民自治研究集会、「新しい帝国主義の時代へ」で本当にいいのか 斎藤貴男(ジャーナリスト)さんが記念講演

1409-2 5月31日(日)、中区の開港記念会館で、第17回市民自治研究集会が開催されました。

今回は、「市民の力で憲法をくらしに生かす横浜を」というテーマで開催し、午前中の全体会では、横浜市従政村修委員長の特別報告とフリージャーナリストの斎藤貴男さんの記念講演がありました。

特別報告で政村さんは、「横浜林市政の特徴と問題点」と題し、2009年に民主党単独推薦で市長に就任した1期目の施政方針と比較すると、2期目の市政方針は大きく変質したと指摘しました。林市長は当初「くらしの安心、生活に根差した施策充実の強調」などを掲げ「コンクリートから人へ」の市政を強調していたが、2期目の2013年の市長選挙では、真っ先に自民党の推薦を取り付け自公民体制で再選を果たしました。これにより安倍政権と自民党アベノミクスへの迎合、国家政策の忠実な実行者になり「人よりコンクリートへ」と変貌し、付随する予算配分についても大きく変更しました。今後、私たちは、この施策に対し市民の代表である各政党の態度も注視しながら市政に対する取り組みを進めていく必要性を訴え報告しました。

次にジャーナリストの斎藤貴男さんから「安倍政権と改憲・私たちのくらし」と題し記念講演がありました。

斎藤さんはアベノミクスの経済政策や教育改革の意味するもの、そして地方自治の状況などを交えながら、アベノミクスの改憲潮流をもたらしている実態を明らかにし説明しました。

また、現在マスコミ各社の首脳が安倍首相との会食を繰り返している異常な事態を指摘し、ジャーナリズムの「権力チェック」機能が失われつつあることなどを示し、「安倍政権がこのまま突っ走ると、昭和20年前後の状況が、今すぐ来るわけではないが、日本の自衛隊が世界各地で人間を殺しまくる事態も起こりうるし、日本国民は日常的にテロの恐怖におびえながら生活していかねばならない」と安倍政権が「新しい帝国時代」に危惧し、真に豊かな自由社会を目指していくためには、今一人ひとりの歴史観が問い直されていると警鐘し、講演を締めくくりました。

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