2016年5月12日(木曜日)[ トピックス ]

「解雇撤回の勝利和解」神奈川フィルが不当解雇事件認める

公益財団法人神奈川フィルハーモニー管弦楽団の団員で神奈川県公務公共一般労働組合に所属するコントラバス奏者の杉本さん、布施木さんに対する不当解雇について、4月8日中央労働委員会において、組合と財団の間で和解が成立しました。
和解の概要は、①楽団は不当労働行為と紛争の長期化について遺憾の意を表明する、②楽団は解雇を撤回する、③楽団は解決金を支払う、④二人は和解後合意退職する、という4点です。

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この間、神奈川労働委員会での救済命令、横浜地方裁判所での勝利判決が続いていました。

今後の勝利判決を展望しても、定年退職年齢との関係から、現実的には2人の職場復帰が難しい状況の中、早期決着を優先した結果、職場復帰の願いは叶いませんでしたが、第1に楽団の不当労働行為を認めさせ、今後このようなことがないようにさせたこと、第2に楽団による解雇によって傷つけられた杉本さん、布施木さんの音楽家としての名誉の対外的な回復ができたこと、第3に不当解雇による経済的な損失を回復する解決金を支払わせたことの3点は評価するものです。

粘り強い闘いによって、勝ち取った貴重な成果です。不当な解雇に立ち向かい、楽団の正常化に奮闘し、音楽家として社会的役割を担って活動しているんだという気概を示し続けてくれたお2人に心から敬意を表します。

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