2016年12月5日(月曜日)[ トピックス ]

「公的責任で子どもたちが安心してすごせる放課後の居場所づくりを」学童保育指導員支部当局要請行動

支部は12月2日に、横浜市当局に対して85人が集まり、要請行動に取り組みました。学童保育は子どもたちが安心して過ごせる放課後の居場所です。各クラブの実態を伝え、職場の環境改善、制度改善を求め、子どもにとってより良い保育を実現していくための取り組みです。

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経験給、休暇制度の新設を

富岡並木学童保育ほしの子クラブ
「『出来ない』ではなく『出来るようなやり方』を考えてほしい。子どもが信頼できる指導員がコロコロ変わっては子どもが安心できない。そうならないように改善を求める」

上中里学童保育
「何年働いても給与が上がらない現状ではどうしても退職を考えざるを得ない。放課後児童クラブ運営指針にも『子どもの安定的・継続的な関わりが必要である為指導員の雇用にあたっては長期的に安定した形態とすることが求められる』とある。この指針に則って経験給を作り、年収300万円を要求する」

西前学童クラブ
「基本給と時間外手当、通勤手当しか出ない。昨年病気の為入院し2週間近く勤務が出来なかったが、病休ではなく有休だった。また、忌引の時も有休だった。休暇や手当など保護者に交渉していかなければとは思うが、ギリギリの運営状況は分かっているので、言えない。休暇や経験給は市の責任で」

青木たいようクラブ
「指導員体制の充実と経験給の設置のために保育料の値上げが必要になる。それは大変心苦しいし、保護者の負担が増えていくのはおかしいと思う。埼玉のように横浜でも市の責任で勤続給をつけてほしい」

夢学童保育
「子どもたちと離れたくないが給与の面で辞めざるを得ない指導員もたくさんいる。学童という場所は、指導員・子ども・保護者がそれぞれに心を通わせて拠り所としている。処遇改善の検討を」

たまプラーザ学童保育
「正規指導員の入れ替わりが激しい。放課後の生活の場としての学童の必要性が求められ、支援員資格研修も始まった。世の中にその必要性が認められ始めた今だからこそ経験加算が必要だ。市の職員の方も初任給のまま何十年も給与が同じであったら、きっと生活出来ず、転職を考えるのではないか」

障がい児加算制度の改善を求める

ひばりの子学童クラブ
「障がい児加算補助の問題点として、配置ができる制度になったことは喜ばしいが、現場にそぐわないものになっているので、現状に合ったものに変えて、障がいを持った子を支援できるようなものにしてほしい」

中田東たいようクラブ
「障がい児加算額では十分な給与を払えない。週に5日、毎日19時まで働き社会保険料など差し引いて手取り15万円で雇用している。加算額を少しでもあげてほしい」

市場けやき学童保育
「市場小学校は4年後には1400名を超え、6年後には児童数が1800人になると予測されている。学童の規模に応じた家賃補助や分室が必要な学童全てに家賃補助を検討してほしい」
横浜市は施設にもっと責任を持つべき
わんぱくハウス
「2年前に面積基準を満たすための移転を行ったが、クラブの持ち出しは年間100万円にもなり、それが全て保護者負担になっているという現状である。賃貸契約に関してはクラブの運営委員長との契約となっている。おかしい。市が間に入ってほしい」

太尾学童保育クラブ
「面積定員は32名で現在の児童数は45名なので、分割・移転を前提とした保護者のプロジェクトチームを立ち上げ活動しているが優良な物件はほぼ皆無。他の地域に比べて面積当たりの賃料単価水準が高いため、今の施設より広い施設となると家賃アップは免れられない。保護者が自らの仕事や家事、育児の合間を縫って対応するには移転問題は荷が重すぎる。また、キッズクラブが出来たらどれだけ影響をうけるのか不安。市が定めた条例基準を守れるように分割・移転には市が関わってほしい」

キッズとの保育料格差をなくせ

のびっ子広場学童クラブ
「今年度から対象校にキッズクラブが出来た。10名程度入所があったものが2名になり、更に在所していた児童が10名程度退所してしまった。今年度予算は40万赤字スタートになり、保護者からは指導員の超過勤務を半分にしてほしいと言われ、アルバイト経費も半分にしてほしいと言われた。キッズクラブに行った子ども達に学校で会って話をすると「学童に戻りたい」という子がいる。退所した子の家庭はシングルの家庭が9割位。学童の保育料は1万7千円、キッズクラブは5千円。学童の保育料負担をキッズクラブに近づけてもらいたい」

ドリームハイツ学童保育クラブ
「学童の常勤指導員の基本給はキッズの副主任の基本給(23万400円)にも達していない、この位置づけは理不尽、屈辱であり到底容認できない。また賃金をを2分の一補助ではなく全額補助とすれば学童の利用料軽減となる大きな要因となる。予算がないのであれば、キッズ関連の予算を削減し学童に回してほしい。キッズの影響でつぶれる学童はあっても、学童の影響でつぶれるキッズはない」

最後に井上書記長から「組合員からの発言はいずれも切実なもの。各クラブで本当に身を粉にして働いている指導員が保護者に待遇改善を訴えられない。組合員の思いを是非汲んで頂いて予算に反映させてほしい」と表明しました。

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