7月7日「国連会議」で122か国の賛成により核兵器禁止条約が採択されました。
歴史上初めて核兵器を違法化するもので2度とヒバクシャをつくらないためには画期的な出来事でした。そうした中で8月7日~9日に長崎で開催された原水爆禁止世界大会に市従から6人が参加しました。
世界大会には外国の政府代表も含め7000人の参加があり、核兵器禁止条約は大いに歓迎され、この条約を批准するための「ヒバクシャ署名の推進」などの行動提起がされました。
しかし安倍首相は禁止条約に批准しないと言い放ち、長崎市長や長崎の被爆者など一体どこの国の首相なのかわからないと多くの批判の声が上がりました。「国連会議」にはアメリカを筆頭に核保有国と核の傘の下にある軍事同盟国はオランダを除いて参加していません。こうした国も含めてすべての国が禁止条約を批准すれば核兵器は廃絶できます。
そのためにも唯一の被爆国である日本が条約を批准することが必要ですが、現段階では政権を変えない限り道はありません。非核の政府をつくることも合わせて「ヒバクシャ署名」を推進していく必要があります。9月下旬には署名推進と条約批准のための統一行動が予定されています。