2018年12月7日(金曜日)[ トピックス ]

「横浜のこと知れて職員を身近に感じた」くらしに役立つ仕事展

「くらしに役立つ仕事展」を11月25日、横浜新都市プラザで開催し、多くの市民が訪れました。学校用務や公園整備の仕事の写真展示や食肉市場のボイラー技士の仕事の説明、保育園で人気のレシピを配布し、署名も集めました。給食の歴史や献立、野菜のもつ栄養や、どのように給食調理していくのか、手書きのポスターで掲示するなど、参加した市民を楽しませました。

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技能職の直営の大切さ伝える

「揚げパンに釣られて入ってみましたが、市の職員がこんなに様々な仕事をしていることを初めて知りました」

現業職の仕事を市民に広く知ってもらうために開催している〝くらしに役立つ仕事展〟は今年で13回目を迎えました。来場していた30代の父親(=神奈川区在住)は、「クイズにも参加しました。横浜市で大根が多く作られていることや、市立学校が500校もあるなんて、知らなかったです。今まで住んでいただけで、横浜のことを全然知らなかったんだって、この企画で気づかされました」と話します。その横で、揚げパンを両手に「楽しかったよ!」と教えてくれるのは5歳の元気な男の子。父親として、中学校給食についても切実な思いを語ります。

「妻もパートではありますが、働きに出ていて、中学校に給食がないと困ります。署名もしました。ぜひ、実現してほしいですね」

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横浜にかかわったクイズに答えると揚げパンがもらえるため、来場した市民は展示を丁寧に見ながら、親子での会話もはずみます。時には「実行委員」の名札をつけた組合員に質問も。市民と技能職との距離を近づける、あたたかい企画だとあらためて実感しました。

市民の願いは中学校給食

岩手県出身の30代女性(=磯子区在住)は、「私の中学校では給食があり、毎日給食が楽しみでした。私たちの払っている税金はハマ弁ではなく、あたたかい給食のために使って欲しいです。子どもは私立に通っているので、今日は公立学校のことがよくわかって、とてもいい機会になりました」と話します。

また、子どもを連れた20代の女性(=都筑区在住)は、「こうした企画に初めて参加しましたが、みなさんの仕事内容などがよく分かり、市の職員が身近に感じられました。中学校給食は絶対必要ですし、自校方式の給食がいいですよね。私も働いているので給食があると助かります。毎日お弁当というのは、ひとり親だと更に大変だろうなと思います」と不安をこぼします。

都内の保育園で保育士をしていた70代の女性(=神奈川区在住)は、「小学校の給食がこんなに丁寧に作られていることを初めて知りました。私の時代は給食に〝揚げパン〟はなかったので、食べるのが楽しみです」と笑顔で語ってくれました。

破綻のハマ弁、税金を垂れ流し

多くの市民に感想を聞きましたが、皆口を揃えて言うのは「中学校給食」についてです。横浜市が給食ではなく、「横浜らしい中学校〝昼食〟」として始めた、希望者向け配達弁当の「ハマ弁」。しかし、11月22日の神奈川新聞報道でも、「迷走する『ハマ弁』」という見出しで、当日注文の廃棄については、「食育の観点からも見過ごせない」「効果の見られない事業に市税を投入し続けることも許されない」と痛烈に批判されています。教育委員会は本年度の喫食率の目標を10%としていましたが、教職員も含めた喫食率で漸く2%台という散々な実態となっています。

横浜市従は真に市民が望む要求実現のため、様々な市民団体とも手を携えて、市民生活の向上、市民の権利を保障するため、引き続き奮闘していきます。

市民との距離近づける仕事展

実行委員を務めた教育支部の原さんは、多くの市民と対話しました。「『どうしたら用務員になれるの?』という若いカップルや、用務員の仕事風景の写真を見たPTA役員だという女性からは『保護者もワックスがけなど協力したいという人も結構いるのではないか。なにか力になれないか』という、うれしい声もありました」と、反応の良さがうかがえます。

経済支部の小堀さんは、「普段の仕事はボイラーの監視・点検業務なので、市民と接することはあまりなく、今日はたくさんの市民と触れ合うことができてよかったです」と、やりがいを語りました。

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