2019年8月16日(金曜日)[ トピックス ]

「安倍改憲の本質見抜く力を」第23回ピースフェスタ港南

 今年で23回目を迎えるピースフェスタ港南が、7月31日に上大岡のひまわりの郷で行われました。300人を超える参加者で会場は満席、前回よりも多い参加で、平和を願う市民の広がりを伺わせました。港南シオン教会のゴスペルグループ「クワイア」の元気な歌でスタート、メンバーは子どもから高齢の方まで幅広く、歌声から元気をもらいました。

 続いて、本紙7月15日号の1面で紹介した青年劇場の大嶋さんと武田さんによる朗読「茶色の朝」。20年前にフランスで刊行されベストセラーとなった『茶色の朝』は、「茶色以外のペットは処分するように」という法律を皮切りに、“俺”と友人シャルリーの身の回りで次々に「茶色」以外の存在が認められなくなっていく物語。特定秘密保護法や安全保障関連法、共謀罪、そして改憲と、まさに今の私たちの社会を彷彿とさせます。それまでの小さなやり過ごしの積み重ねの結果訪れる「茶色の朝」。考え、行動することをやめてはいけないことを教えてくれます。

青年劇場の朗読は考えることを他人に任せてはいけないと伝えています

 会場のピンと張った緊張感をほぐしてくれたのは、「ハミングバード」によるジャズ演奏。ボサノバの名曲「イパネマの娘」ジャズ風にアレンジされた「リンゴ追分」など、関東圏で活躍するプロの演奏に聴き入りました。

 今回のピースフェスタのメイン講演は詩人・エッセイストのアーサービナードさん。「知らなかった、ぼくらの憲法」と題した講演は、「日本国憲法は、世界に憲法というものが誕生してから800年の歴史の中で、奇跡とも言うべきすばらしいもの。アメリカの憲法制定に携わったジェファーソンが書き入れたかった『常備軍を持たない』ということが書き込まれている」「改憲は絶対にさせてはいけない、これから先、消費税増税や改憲について、政府から様々な情報が流される、それに流されないよう本質を見抜く力を共有しよう」と話しました。アーサーさんはどの話の中にもユーモアがあり、終始笑いながら憲法の学習ができました。

 横浜市従も、安倍改憲の論議に終止符を打つため、市民と一緒に「3000万人署名」の成功と、憲法を守り生かす取り組みを進めていきます。

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