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「カジノ誘致」市民説明会後の市長囲み取材

 12月4日、中区の開港記念会館で開かれた市民説明会終了後、囲み取材がおこなわれました。その中でやり取りされたすべての質疑を紹介します。

◆初日の説明会だったが、受け止めを聞かせてほしい。

――持ち時間をオーバーしたことは申し訳なかった。一人ひとりからの質問は時間の関係で受けられなかったが、率直なご意見・ご質問を用紙に書いていただき、大変ありがたかった。今まで一定の人数の市民に集まってもらい、直接説明したことがなかった。聞いていただいたことに感謝している。

◆実感として、IRに対して理解が深まったと受け止めているか。

――私の説明を正式に聞いていただいたということは非常に感謝している。一定の理解はあったのではないかと思っている。しかし、「理解していただけましたか」と直接お伺いしてはいない。私自身の話を静かに聞いていただいたということは大変ありがたいと思っている。今日一回目なので、説明が行き届いていないかもしれない。残り17区続けていきたい。

◆住民から最後に、今回の説明会のやり方について、一方的な説明で対話がなされていないという意見があったが、意見に対する受け止めと、今後やり方を変えていくのかどうか、考えを教えてほしい。

――今回は日本型IRがどういったものなのか説明したいということで取り組んだ説明会。最後にご質問で立たれた方、ルールはあったけれども、お気持ちも非常に分かった。ただ、たくさんのその他の聴衆の方がいたので、その方のお気持ちだけにお答えすることはできなかった。これも参考にしてまいりたい。お仕事の後でお疲れの中、足を運んで最後まで聞いていたが、質問者の質問書の読み上げはできなかった。抽選という形でやったため、そういった不満もあったかと思う。勉強材料にさせていただきたい。

◆最後の方は対話がしたい、すべての意見に答えてほしいということだったかと思うが。

――参加人数がすごく多く、時間に制限があった。今日の状況の中ではそれはできなかったと思っている。このご意見を参考に、引き続き説明会を18区でおこない、その後の説明会のやり方についても研究して話し合って考えてみたいと思う。

◆賛成と反対がこれだけ二分している問題について、住民投票をする考えはあるのか?

――今のところ考えていない。

◆その理由を教えてほしい。

――国でIRの推進について決められている。私自身の方針は今のところ変わっていない。

◆市長が一方的に勧めているやり方について市民の不安や不満の声を感じるが、どうか。

――一方的に進めている考えはない。白紙と申し上げていたが、その間議会ともいろんな機会で話もして、検討のための予算もつけてずっとやっていた。国のIRについての方針とか色んな形で法制度も整ってきた中での結論。今回説明会をおこなったのは、本当になぜこのIRをやらなければならないのか、いや、まあ、やると、思っ…まあ、推進していくと思っているのかとか、依存症の問題や治安悪化等の心配に対して直接説明会で話すということで、今回おこなった。一方的に進めているということは強く感じていない。そうした意見があることは、今まで丁寧に説明する時間がなかったということ。反省材料にして、残りの区で、皆様とお話しする時間をどうしたら一番いいのか考えていく。

◆市民の納得は得られているということか?

――納得が得られているとは思っていない。今日も最後に手を挙げてお立ちになった方の反対の話も聞かせていただいた。まだこれから時間がかかると思う。まだ一回目の説明会なので、これからも続けていき、市民に理解いただきたい。どうしても双方の考えがあると思うので、丁寧に説明して伺っていきたいと思う。

◆仮に反対の市民の意見がより大きいと感じた場合、誘致撤回の可能性はあるのか。

――今はそういうことについて考えはない。まだまだ周知がされていない。「広報よこはま」など、いろんな場面でお知らせしていく。今日まだ1回目の説明会。これで(理解を)得られないから撤回するという考えは持っていない。最初に議会の答弁でお答えしたように、とにかく丁寧に理解を求めて18区で説明会進めていきたい。

◆今日の説明会は400人ほどの市民が参加したが、その中でどれくらいの理解が得られたと感じているのか。

――それは一口にお答えできないが、私自身は理解を得たとかいうそういう判断ではなく、とにかく丁寧に分かりやすく説明したいという気持ちで今日取り組んだ。そういう意味で、私の話は長くなったが、聞いていただいた。静かに聞いていただいたことには感謝している。

◆先ほど、「一定の理解は得られた」と言っていたが、手ごたえを感じているということか。

――手ごたえと言い切ることは、最後の方があれだけ不安だと言っていたから、私が勝手に自分の思いで理解得られたという判断はつきかねる。印象としては、聞いていただいたということに対しては感謝しているという感想。

◆スケジュールを説明している中で、今までより踏み込んでいる。国のスケジュールが明確になっている現状で、意識して急いでいるのか。

――急いでいるということではなく、当然ながら選定の期限を国は発表している。新設しようと言う自治体がいくつかある。その中でのスケジュールなので、特別横浜市が急いでいるということはない。大阪はかなり先行して、手を挙げている事業者との個別の話し合いもされるのか、もうなさったのか、そういった話も聞いている。スケジュールをすごく急いでいるということはない。

◆港運協会は反対している。今後どう説得するつもりなのか。

――丁寧な説明を続けていこうと思っているので、理解いただけると思っている。


市民説明会の様子はこちらをご覧ください。

「住民の声聞く耳持たず」 カジノ本腰の市民説明会
http://www.siju.or.jp/archives/4337