2008年11月17日(月曜日)[ トピックス ]

「横浜の図書館これでいいの?」指定管理者導入を問う緊急集会

  平成22年度から青葉区にある山内図書館に指定管理者を導入するという計画が教育委員会で承認され、12月市会に条例改正案が上程されようとしている中、11月16日(日)に緊急集会がアートフォーラムあざみ野で開かれました。

主催は市民団体「横浜の図書館の発展を願う会」でしたが、後援には100以上の個人・団体が名を連ねました。みな、横浜の図書館を指定管理者に託して本当にいいのか、今までのサービスがちゃんと続けられるのか,なぜ市民に説明をしないのか…などなど、疑問に思っているからです。

この集会に際して教育委員会に、集会の場で市民に説明をしてくれるよう要請したが断られたことが、主催者から説明されました。

はじめに和光大学教授の津野海太郎氏による「今、日本の図書館に起こっていること」と題した講演があり、戦前の有料だった図書館体験から戦後に図書館が無料で利用できるようになった意味などから図書館の公共性について話されました。

「民営化」でゆれる山内図書館の写真 会場からの発言が相次ぎました。青葉区で文庫を主宰し山内図書館から団体貸出を受けている方からは不安の声が、青葉区内で図書館に指定管理者制度が導入されることを区民が知っているか2度のシール投票で調査した方からは大部分の市民が知らなかったと報告がありました。山内図書館の司書からは、専門職が一からやりなおすのか?また市民の質問に答えられない悩みがだされました。青葉区区民会議に参加している市民は、市民が知らないところで「秘密裏」に決められている、直営でも効率的にコスト削減ができる、指定管理者になって本当に良くなるかと疑問を投げかけ、あり方懇委員からは結論と違う内容と指摘がありました。

日曜の午前中の集会で急な開催にもかかわらず100人以上の参加があり、時間が足りず会場からの発言が十分に聞けなかったのが残念でしたが、図書館への熱い思いが伝わる集会でした。

写真は、「民営化」で揺れる山内図書館。

 

「横浜市従」第1218号(2008年12月1日)より

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