2009年2月2日(月曜日)[ トピックス ]

「子どもに豊かな育ちと読書のよろこびを」第9回学校図書館・公共図書館の充実を求めるつどい in 横浜

つどいの様子 1月24日(土)、フォーラム南太田で「子どもに豊かな育ちと読書のよろこびを 第9回 学校図書館・公共図書館の充実を求めるつどい in 横浜」が開催されました。つどいには、北は福島から南は福岡まで、72人が参加しました。

親子読書地域文庫連絡会代表の広瀬恒子さんは基調講演の冒頭で、昨年の「蟹工船」ブームに触れて、プロレタリア文学が弾圧されたかつての言論統制のように、今また図書館の自由に危機が訪れていると、ある婦人団体が理論社の「ひとはみな、ハダカになる」の回収・絶版を要請してきた事例を挙げました。そして家庭や学校図書館、公共図書館などの子どもの読書をめぐる環境で、いろいろな問題を抱えていることを憂慮していました。

午前の公共図書館の部では、横浜市立図書館の現状について、指定管理者制度導入の条例案が12月の市会で異例の継続審議になったことや、グランドデザインがない中での図書館行政について、市民の側からの視点で福富洋一郎さんが報告しました。

午後の学校図書館の部では小・中・高等学校のそれぞれの現場から学校司書、ボランティアからの報告があり、どの地域でも厳しい予算と、正規の職員が配置されないという厳しい現状がひしひしと伝わってきました。

当地横浜市も、小中学校に学校司書は配置されておらず、学校図書館ボランティアからも、学校司書の必要性について発言がありました。

厳しい時代だからこそ、それぞれの立場で連携をとり、子どもたちの豊かな読書環境をつくりたいという願いで会場全体が一体感を持ち、閉会となりました。

「横浜市従」第1221号(2009年2月1日)より

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