2009年10月1日(木曜日)[ コラム「しじゅう」 ]

チェンジいろいろ

2009年9月16日、自民党から民主党に政権が移りました。

50年目にして初の政権交代。8月30日の衆院選挙の結果、民主党は単独で308議席、自民党は119議席。信じ難い差で、まさに圧勝でした。ねじれ国会と言われてきた4年間に終止符が打たれました。

前の小泉郵政選挙とは真逆の結果です。小泉改革への怒りの1票の重さに他なりません。今までは「どうせ変わらない」というあきらめの票だったものが、1票の重さを見せつけることになりました。 国政は何となく遠い存在で、地方自治とは違うものと決めつけてはいませんか。ワーキングプアや広がるばかりの格差社会に忍耐の緒が切れて当たり前です。

憲法で私たちは最低限度の生活が保障されているはずなのですが、現実は自殺者が年間3万人を越える日本社会。09年の今年はその速度を加速しています。

鳩山首相は就任のあいさつで「未知との遭遇がたくさんあり、失敗することもある」と率直に述べています。国政の誤りや滞りは「まぁいいや」では済まされません。早い段階で修正することが必要です。

2大政党時代と言いますが、今回の選挙結果をみて、日本の状況に合っているのか疑問です。自民・民主両党にしても派閥やら旧諸政党が寄り集まって構成されたもので、党内の統一さえままならないものがあります。

人それぞれに意見も違いますから、2大政党にこだわることもないはず。野に下った自民党は、対等の勢力を復活し、今度は政権を奪還できるのか、明日のことはわかりません。

任期半ばでの唐突な市長辞任で、林市長が新たに就任しました。前任市長のもとで職員の士気が著しく低下していることがマスコミなどでも伝えられています。林市長は5つの目線を提案しています。しっかりと現実世界を見てほしいものです。

この夏、大きなチェンジが続きました。市従も中央執行委員長に菅野さんが就きました。新任のだれもが抱くのは希望と不安です。

反対に市民や仲間は期待と不安を持っています。リーダーとして道を拓く、そして前へ。この先何が起こるかわかりませんが、せめて安心して暮らせる状況を共につくりあげてほしいものです。

「横浜市従」第1235号(2009年10月1日)より

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