最終回「上手な介護12ヵ条-その2」
(7)仲間を見つけて心軽く
辛い介護の中で、死にたい!殺したい!と思うことがあります。家族の会では、生きようメッセージ=どうか死なないでください!どうか殺さないでください!のリーフレットを作成しマスコミにも大きく取り上げられました。普段から何でも話せる友人を持つこと、家族の会など同じ立場の集まりに積極的に参加し、悩みをためず地域で孤立しないようにしましょう。
(8)ほっと一息 気は軽く
(9)借りる手は多いほど楽
在宅介護は365日24時間。いつまで続くか分らない介護は緊張を強いられる場合も多々あります。そんな状態が続いては良い介護ができるはずはありません。リフレッシュを心がけることです。そのためには、抱え込まず助けてもらえる人や制度は大いに活用しましょう。誰でも初めは、遠慮、気兼ね、生理的拒絶などの「心理的ハードル」を感じます。しかし、人の親切も良いサービスも使わなければ意味がありません。みんなが使ってこそ制度は生かされるというものです。
(10)ペースはあわせるもの
認知症の人のペースは時間がかかったり、ゆっくりだったりで、イライラしがちです。でも、急がせるほどに認知症の人は混乱し、結果的には上手くいきません。認知症の人のペースにあわせることが結局、精神的にも身体的にも時間的にも負担を軽くすることにつながります。
(11)相手の立場でものを考えよう
人付き合いでは、どんな時にもどれだけ相手の立場や気持ちを思いやれるかが上手く行くか行かないかを左右すると言っても過言ではありません。
(12)自分の健康管理にも気をつけて
介護者は疲れています。自分の健康を考える余裕は無いかもしれません。良い介護を続けたいと無理をしても、介護者が倒れたら何にもなりません。健康が在宅介護の基本です。
仕事を続けて欲しい
介護のための離職者数は、144,800人(2009/6/10 放映「クローズアップ現代」)思い余ってのことだと思いますが、その前に是非、役所や地域ケアプラザに相談してください。地域の情報を知らずに仕事を辞めれば何とかなるほど甘くありません。地域で孤立し孤独に押しつぶされてしまったケースは枚挙に暇がありません。職場の仲間やご近所の支援と福祉サービスを使いながら、仕事を続けて欲しいと思います。誰にとっても明日はわが身なのです。
「横浜市従」第1240号(2009年12月15日付)より




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