2010年1月1日(金曜日)[ コラム「しじゅう」 ]

2010・近未来

2010年があけました。

今年こそ良い年になってほしい。誰もが年の始めにはそう思います。

鉄腕アトムやドラえもんが活躍するのは近未来の21世紀。遠い先の話しかと思っていたらその21世紀に入って早10年。

科学の進歩は日進月歩。たとえば、携帯電話は手放すことができない必需品になっています。来年にはアナログ放送からデジタル放送に切り替えられるというので、地デジ対応の薄型テレビに買い替えなければテレビが見れません。国際宇宙ステーションにカンしては、ロケット技術や輸送手段など宇宙開発では国際協力が必要です。

医療の分野では色々な機器が開発され、がんの治療も大きく進歩しています。

空想科学映画やSF映画では、なぜか不安な未来をあおるような作品が多くなっています。巨大地震や火山の噴火、台風災害等、人間の力ではどうしようもない自然界の威力により、人類の破壊や地球の爆発など奇想天外な状況を描いています。まさか、怪獣やサイボーグなどが現れるとは思いませんが、50年ほど前に空想として発案されたことが平和的なものであってほしいものです。

世界で唯一の被爆国である日本は、第2次世界大戦以降、戦争をしていません。戦争を放棄した憲法9条の力を大切に守ってきた実績があります。

近未来のグローバルな平和を、もし、壊す者がいるとすれば、人類自らの破壊行為によるものになることだけは、避けなければなりません。

昨年末近く、政府・与党は「事業仕分け」という作業を行いました。その模様がテレビニュースで伝えられると、国の予算がどのように作られているのかというひとつの過程を国民に見せることになり、新鮮に受け取られました。仕分けの結果は必ずしも正しくないのかもしれません。それぞれの分野で事業が廃止されたり、削減された担当分野の人が怒りの会見をする姿も伝えられました。

09年の政権交代は、全く新しい展開を見せています。今までの悪政をくつがえすということより、国民もその状況をしっかりと監視していくことが必要です。

賢い人類として、平和な明日を切り開くのは私たちであるという自信の持てる年でありたいと思うのです。

「横浜市従」第1241号(2010年1月1日・15日付)より

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