2010年6月1日(火曜日)[ トピックス ]

「見つめよう 語り合おう 戦争の過去といま」横浜大空襲から65年、戦争展開催

5月29日は横浜大空襲から65年。その日の空襲で8千人を超える横浜市民が死亡し、当事の市民の約半数の31万人が被災しました。戦争の悲劇を忘れず、平和な21世紀を切り開こうと、「見つめよう 語り合おう戦争の過去といま」をテーマに、5月21日~29日、かながわ県民センターで戦争展が開かれました。

展示場には、519機のB29戦略爆撃機から投下された44万個の焼夷弾で焼き尽くされた横浜市街―桜木町、馬車道、伊勢佐木町、港町やいまも街に残る傷跡の写真や体験者が描いた「炎に包まれた横浜市民」の油彩画などが展示されました。

さらに、戦後の占領、現在の米軍基地、33年前の米軍機墜落事故とともに、いま問題の沖縄の普天間基地のジオラマ、沖縄の苦難の歴史年表、9万人の怒りの県民集会の新聞記事も展示されました。

特別室では、横浜大空襲やNPT再検討会議開催のニューヨークを訪れた被爆者の体験も語られました。

5月22日には、「映像と講演のつどい」が行なわれ、小山内美江子実行委員長があいさつと講演。「9条を活かし広げよう」と呼びかけました。横浜華僑総会名誉会長の曽徳深さんは、5歳のときの横浜大空襲の体験や国際平和友好を歩んできた横浜中華街について話されました。

横浜大空襲の日・5月29日の「特別企画」は、疎開問題研究会代表のゆりはじめさんに「横浜大空襲から65年」と題して講演を、都筑区川和中学校演劇部の生徒たちによる朗読劇「空が落ちてくるー横浜大空襲」を、中国引揚げ漫画家の会の画集「少年たちの記憶」を作成した金沢区在住の漫画家・森田拳次さんと映画評論家・石子順さんに「漫画で語る戦争体験」と題して、映像と対談が行なわれました。

「横浜市従」第1249号(2010年6月1日付)より

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