市長部局のすべての区と局にわたしたちはつながっています

 日本国憲法を尊重し、且つ、擁護することを固く誓います。職場にいる組合員は約20職種。市民に寄り添って、憲法の理念を仕事の中に実現するため、一人ひとりが誇りを持って日々業務にあたっています。それぞれの「なりたい」を時間がかかっても、でも確実に実現していく多難な道程に、横浜市従業員労働組合の運動は息づいています。

“プロになる”を叶えるところ

社会福祉

 私たち公務員は、次々と決まる新しい制度の中で仕事をしています。忙しさに流されず、専門性と気骨を保ち職場を支えている、僕が出会ったカッコいい先輩たちは、思えばみんな組合員でした。横浜市従業員労働組合を通じて全国の先輩たちに会って、僕にもその理由が分かりました。
 組合には「社会のことは人間が決めている、だから解決できる。」という、人間への信頼があります。僕にとって組合員であることは、社会人であることです。

保健師

 「住民の健康を守る」ことが私の仕事です。単に心身の病気がないだけではなく、住居や経済面などの社会的な基盤が安定している「健康」な状態は、憲法第25条が誓約する権利です。たとえば、私が日常的に関わる親子にとって、保育園はなくてはならないケアです。営利目的での運営が許されれば、高額な利用料を払えず、健康を損なう家庭が出てしまいます。住民の健康を守る保健師の仕事の一環として、組合で社会保障全般を学び、政策要求にも取り組んでいます。

土木

 公共の事業を通じて、住民の願いに寄り添い、それぞれの仕事の中で「住民が豊かに暮らせるヨコハマ」の実現を目指しています。「住民によろこばれる仕事がしたい」という願い通りには進まない仕事があることも現実ですが、葛藤の渦に飲み込まれず、ともに学び合い語り合い、悩みを共有して励まし合える。組合には、そんな仲間と場所があります。
 信頼し合い、成長できる。それが僕にとっての横浜市従業員労働組合です。

保健師(専任職)

 温暖化の進行に代表される気候変動と、グローバル化の進展は、今後も新たなウイルスによるパンデミックの可能性を地球規模で高めています。市民のいのちを守りきること。市民を守る職員の労働安全を守ること。公衆衛生体制を強化し、保健所体制を見直すことが絶えず求められていきます。
 わたしたちは、職能集団で実態を把握し、市民のいのちとくらしを守るための提言をおこなっています。危機に試されるのは、考え行動する職員の力です。

保育士

 新卒から5年間、民間の保育園で働いてから横浜市役所に入庁しました。民間時代は、年次休暇は3日限りしか取得できず、休憩も取れませんでした。
 市立の保育園に勤務してから、休暇と休憩が確保できるので、体の負担が減り、風邪をひかなくなりました。職員に心のゆとりがあると、子どもの最善の利益に立った保育ができます。離職が少なくベテランが多いことも、保育技術の継承に有利です。労働組合が労働条件を下支えているからですね。

学校用務

 なかなか学べない網戸の張り替えは、組合が主催する夏の用務員研修で習得しました。熟練工の先輩組合員が的確なアドバイスをくれて、分からないことは何でも教えてくれます。自己啓発のために職務専念義務が免除される制度を利用して、組合の研修で研鑽しています。
 公務労働者として成長し合える同年代の仲間、そして世代を超えたつながりも組合の魅力です。
 横浜市従業員労働組合は“理想のわたし”に近づける場所です。

歯科衛生士

 介護予防やフレイル予防、歯周病をはじめとした口腔内の疾患予防を含む健康維持は、感染症の流行に関係なく必要なことです。
 市民が安心して生活を送ることができるよう、健康管理を未来へ向かって支援することは行政の大事な役割です。飛沫感染防止のために歯みがき実習を中止せざるを得ないコロナ禍では、家庭で取り組める資料を配布するような、市民の不安を取り除く工夫も欠かせません。
 組合として市民のニーズに応えられるだけの職員配置を求めることで、採用選考の実施と増員に結びついています。

社会福祉

 児童相談所に勤務していた時、子どもの安心・安全を守ることが私の仕事でした。子どもの発せないサインを見逃さないこと、虐待をした親を責めるのではなく相談できる関係を築いて家族を支えることが大切です。職員の人数にゆとりがなくてはできることではありません。
 組合から中央省庁へ重ね重ね現場の実態を伝えて、法令改正に結びつきました。職員定数の増員と大勢の新規採用は、子どものいのちを助けることにつながっています。

事務

 住民1人ひとりが人間らしく暮らしていける、そんな仕事がしたいと自治体職員を志しました。平和であることは、私たちが市民に寄り添うための基礎です。全体の奉仕者として、市民の命を守る立場で憲法をまもり仕事に活かさなくちゃと感じています。核兵器禁止条約が採択され、世界の流れが加速している今、憲法9条2項の持つ「戦力不保持」の重みが増しています。組合に出会って考えを深める場所が増えました。

事務

 入庁した時、公務員として働くことへの色々な不安がありました。それを乗り越えられたのは仲間のおかげでした。仕事を覚えることも大切なことですが、横のつながりの大切さは、簡単なことのようで意外に隠れてしまうものです。僕は、組合活動で良き先輩、良き友人、そして良きパートナーとも出会い、仕事で、プライベートで悩んでいた時も、いつの間にか乗り越えることができました。辛い時も、誰かのためなら強くもなれるし、頑張れるからです。