市従ってどんな組合?

横浜市従って何するところ?

 

働きつづける土台をつくる

今日、一般には公務員の労働条件は優れて安定していると言われています。反面、初任給をはじめとする若年層の賃金は、大都市ヨコハマで生活するに贅沢な暮らしができる水準には距離を感じるかもしれません。しかし、学歴差別がないこと、性別を理由とした間接的な差別がほとんどないことから、横浜市役所の給料表と昇給制度は、誰もが生涯にわたって納得と誇りをもって働くことができる土台となっています。
結婚、出産、育児などの基礎的な要求を叶えながら働き続けられることで、私たちは住民生活の実相を想像できる職員として成長します。横浜市従業員労働組合では、市民に信頼される仕事、血の通った制度運用を考え行動する職員になるために、労働条件の維持改善に取り組んでいます。

 

市民のための市政をつくる

生産年齢人口の減少、グローバル化の進展など、めまぐるしい環境の変化は、地方自治体にとって乗り越えなければならない多く大きな課題を提起しています。また、高度化、複雑化する市民ニーズと社会的要請に応えるには、いかなる仕事にも、常に緊張感を持って臨む必要があります。
いくつかの根幹となる政策に比べれば目立たない仕事でも、丁寧に住民と寄り添い、共感を広げていくことは大切です。どんなに些細でも住民に喜ばれる仕事をすることが私たちの公務員としての本来の要求であり、住民の共感を得ることで私たちの雇用と労働条件への理解も広がるからです。
横浜市従業員労働組合では、“住民が主人公のこんな地域と職場をつくりたい”を形にするために、市民との協同をすすめています。

 

世界の仲間と未来をつくる

継続する覇権主義、軍事的挑発と圧力、内戦、虐殺、ひとつひとつ取り上げられることのない命の軽さ―。
日本にも戦前、見紛う歴史がありました。召集令状を配ること、兵役を逃れる住民を監視することは、公務員の仕事でした。徴兵の順番を決める名簿の作成過程で、自治体職員による思想調査が活用されたことも史実です。
横浜市従業員労働組合は、再び惨禍が起こることのないようにすることを決意し、国際社会において名誉ある地位を占めたいと思った戦後の日本と歩んできました。私たちは、住民すべてが平和のうちに生存する権利が満たされ、希望ある未来を想像できる公平で公正な社会を実現するために、国内・国外に働く仲間との連帯を重んじています。

 

 

“プロになる”を叶えるところ

日本国憲法を尊重し、且つ、擁護することを固く誓います。一人ひとりの職場にいる組合員は、住民に寄り添って、憲法の理念を仕事の中に実現するため、誇りを持って日々業務にあたっています。それぞれの「なりたい」を時間がかかっても、でも確実に実現していく多難な道程に、横浜市従業員労働組合の運動は息づいています。

 

保健師

「住民の健康を守る」ことが私の仕事です。単に心身の病気がないだけではなく、住居や経済面などの社会的な基盤が安定している「健康」な状態は、憲法第25条が誓約する権利です。たとえば、私が日常的に関わる親子にとって、保育園はなくてはならないケアです。営利目的での運営が許されれば、高額な利用料を払えず、健康を損なう家庭が出てしまいます。住民の健康を守る保健師の仕事の一環として、組合で社会保障全般を学び、政策要求にも取り組んでいます。

 

社会福祉職

私たち公務員は、次々と決まる新しい制度の中で仕事をしています。忙しさに流されず、専門性と気骨を保ち職場を支えている、僕が出会ったカッコいい先輩たちは、思えばみんな組合に入っていました。市従を通じて全国の先輩たちに会って、僕にもその理由が分かりました。
組合には「社会のことは人間が決めている、だから解決できる。」という、人間への信頼があります。僕にとって組合員であることは、社会人であることです。

 

保育士

新卒から5年間、民間の保育園で働いてから横浜市役所に入庁しました。民間時代は、年次休暇は3日限りしか取得できず、休憩も取れませんでした。
市立の保育園に勤務してから、休暇と休憩が確保できるので、体の負担が減り、風邪をひかなくなりました。職員に心のゆとりがあると、子どもの最善の利益に立った保育ができます。離職が少なくベテランが多いことも、保育技術の継承に有利です。労働組合が労働条件を下支えているからですね。

 

事務職

住民1人ひとりが人間らしく暮らしていける、そんな仕事がしたいと自治体職員を志しました。平和であることは、私たちが市民に寄り添うための基礎です。戦争に協力するような仕事はしたくない。全体の奉仕者として、住民の命を守る立場で憲法をまもり仕事に活かさなくちゃと感じています。核兵器禁止条約が採択され、世界の流れが加速している今、憲法9条2項の持つ「戦力不保持」の重みが増しています。組合に出会って考えを深める場所が増えました。

 

土木職

公共の事業を通じて、住民の願いに寄り添い、それぞれの仕事の中で「住民が豊かに暮らせるヨコハマ」の実現を目指しています。「住民によろこばれる仕事がしたい」という願い通りには進まない仕事があることも現実ですが、葛藤の渦に飲み込まれず、ともに学び合い語り合い、悩みを共有して励まし合える。組合には、そんな仲間と場所があります。
信頼し合い、成長できる。それが僕にとっての横浜市従業員労働組合です。

 

事務職

入庁した時、公務員として働くことへの色々な不安がありました。それを乗り越えられたのは仲間のおかげでした。仕事を覚えることも大切なことですが、横のつながりの大切さは、簡単なことのようで意外に隠れてしまうものです。僕は、組合活動で良き先輩、良き友人、そして良きパートナーとも出会い、仕事で、プライベートで悩んでいた時も、いつの間にか乗り越えることができました。辛い時も、誰かのためなら強くもなれるし、頑張れるからです。