2020年3月17日(火曜日)[ トピックス ]

2020国際女性デー「 性差別根絶し平等実現へ」

女性の権利向上と平和を求めて、世界の女性たちが統一して行動する「国際女性デー」。横浜・桜木町でも「2020年国際女性デー神奈川県集会実行委員会」が3月8日、スタンディング行動に取り組みました。

わたしは媚びない「女性の手に自由を取り戻そう」

主催者を代表したあいさつでは、「日本は安倍政権のもと、年々、男女平等度ランキングを下げ、2019年は153か国中121位と史上最低。こうした中、昨年は様々な女性たちの運動が展開された。性暴力、セクハラを許さないフラワーデモや#MeToo、入試差別の是正、職場で女性だけに対するパンプス強制を告発した#KuTooなど、当事者が声を上げ、行動を起こしている。

世代を超えた多くの女性たちから共感を集めている。みな、被害者であり、当事者であり、生きづらさを感じながら日々を送っている」と発言し、ステートメントを読み上げました。女性をはじめとする多くの住民が参加し、リレートークでアピールしました。

団体職員の女性

 出産後、7割の女性が退職します。それは仕事と子育ての両立が難しいから。テレビでニュース23の女性アナウンサーが「仕事を一生懸命やりたいという時期と妊娠・出産のタイミングが重なりがち。上の世代の苦労や苦悩を見てきた」と話していました。

そんな中、プロデューサーから「もし授かって番組に帰ってきてくれたら、新しい視野と視点を身につけて帰ってくるということ。番組にとってプラスのことだ」と言われ、キャスターを引き受けたそうです。そんなメッセージを個々の会社の努力でなく、政府が発信してほしい。

〝女性が輝く日本〟と言う一方で、「女性は産む機械」や「最低でも三人くらい産むようにお願いしたい」などと、まるで女性をモノのように扱う政治家。国連の事務総長が「女性の権利に対して抵抗する勢力がいる。我々はその勢力に抵抗していかなければならない」と発言していました。女性が働きながら出産・子育てしづらい日本を変えていきましょう。

客室乗務員の女性

 妊娠をしても大きな制服を着て働き続けてきた先輩たちのおかげで今があります。30歳定年はおかしいと声を上げてストを打って権利を勝ち取ってきた先輩たちから、声を上げることの大切さを学んできました。みんなが暮らしやすい世の中を目指し、男性にも協力してもらい、誇りをもって生きてゆける日本にしたいです。

3・8国際女性デーとは

 20世紀初頭、参政権は男性にしか認められていませんでした。
 帝国の戦争と圧制に抗し、当たり前の社会的権利と政治的解放を求めて立ち上がった女性たち。1910年に国際社会主義婦人会議でクララ・ツェトキンら女性運動家が、3月8日を「平和と女性の政治的自由・平等・権利のために世界の女性たちが連帯して立ち上がる日」とするよう提唱しました。

 この女性解放運動の流れは、1904年にアメリカの女性労働者たちが待遇改善と「婦人参政権」を求めてニューヨークで大規模なデモやストライキを起こしたことが始まりです。

 クララ・ツェトキンらの呼びかけ以降、ヨーロッパでも女性解放運動が急速に広まります。1917年にはロシアで第一次世界大戦の終結を求め、女性労働者を中心としたデモがストライキへと発展し、帝国の崩壊へとつながりました。デモ当日のうちに10万を超える男性を含む労働者が合流し、数日後には15万を超えるストライキに発展。徐々に軍隊までもがニコライ二世に反旗を翻し、ストライキに加わっていきます。この大きな蜂起が二月革命へとつながり、そして十月革命を経てロシア・ソビエト連邦社会主義共和国がつくられました。

 日本では1921年4月に赤瀾会が「私達は私達の兄弟姉妹を窮乏と無知と隷属とに沈淪せしめたる一切の圧制に対して、断乎として宣戦を布告するものであります」との綱領を掲げて結成され、日本の女性解放運動に一石を投じました。そして23年に日本で初めての女性デーが開催されます。

 こうした女性たちの運動が大きなうねりとなり、1975年、ついに国際連合が3月8日を「広く女性の社会参加を呼びかけるための記念日」として正式に制定しました。

 闘う女性たちの意思は時代を超えて今日まで引き継がれ、世界中の女性たちが連帯して、女性の生き方や働き方、尊厳について考え行動する日として広まり、世界各国で様々な運動が取り組まれています。

国際女性デー神奈川県集会実行委員会 statement

〝ヒールは7センチが当たり前〟〝それって女子力低いよ〟
〝お母さんじゃなきゃ〟
「女の子だから」「女性なんだから」「母親なんだから」
…日々私たちのまわりにあふれる言葉。
でも、それって、おかしくない?
医学部入試では女性受験者の得点が不正に低く操作され、
週刊誌では「ヤレる女子大学生RANKING」の特集が組まれる日本。
日本のジェンダー平等度は1  5 3カ国中1 2 1位と最低レベル。
非正規雇用の6割を女性が占め、
女性の賃金は男性の約7割に抑えられています。
年金は、月額1 0万円以下の女性が約6割。
安心した暮らしができません。
それなのに、政権を担う自民党の国会議員から聞こえるのは
「子どもを産まないほうが幸せじゃないかと
勝手なことを考える人がいる」
「女性にハイヒール・パンプスの着用を指示・義務づけることは、
社会通念に照らして業務上必要かつ相当」などの言葉…
私たち女性が日々受けていること。これは、差別です。
「あなたはあなたらしくあっていい」
私たちは呼びかけます。
だれもが生き生きと、自分らしく輝ける社会にしよう。
私たちの手に自由を、生き方を取り戻そう。

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