2020年8月27日(木曜日)[ 見解・資料 ]

第74回(2020年)定期大会「大会宣言」

わたしたちは、本日、第74回定期大会を開催し、代議員の活発な討論により、一年間の運動を総括し、向こう一年間の新しい運動方針を確立しました。

グローバル企業の利潤追求のために様々な規制を緩和し市場原理に委ねようとする新自由主義が格差と貧困の拡大をもたらしてきました。新型コロナウイルスの感染爆発が招いた深刻な世界経済危機のもとで、いのちの格差にさえつながっています。

国境を越えて徹底した利潤追求を優先するグローバル資本主義は、人々の健康やくらしを犠牲にして、資本そのものの防衛を優先させています。

わたしたちが危機のもとで見ているのは、市場原理を前に、建前では人権を保障するものとされてきた政府の、実際には無力な姿です。

新自由主義的「構造改革」の矛盾と欠陥、資本主義の限界が露呈するとともに、「これまでと異なる経済・社会の構築」の議論が世界的に沸き起こっています。

国内を見ると、憲法改悪の策動が強まり、「全体の奉仕者」としての公務員の役割を変質させる政治の私物化が浮き彫りになっています。

新型コロナウイルス感染症を奇貨として労働法制の改悪を狙う動きも顕在化しています。全世代型社会保障検討会議は、新型コロナ感染拡大の中でも、最終報告に向けて、改悪メニューをまとめようとしています。

市政では、新型コロナウイルス感染症への対策が必要な状況にも、カジノ誘致を中核とするIR誘致が粛々と進められ、住民が置き去りになっています。

今が、わたしたちにとって、住民のいのちと権利と社会なるもの(a thing as society)守るために行動する時です。

憲法を尊重し擁護する義務を負う自治体労働者として、公務関連労働者として、平和を守り、住民福祉の増進に寄与する政策要求と実践を通じて、憲法の理念を仕事の中に実現しましょう。

その土台となるのは職場を基礎にした強く大きな団結です。来年の定期大会は必ず今日よりも横浜市従を大きくして迎えようではありませんか。

2021年の横浜市長選挙を見据えて、わたしたちが大切にしてきた、住民要求の実現と働きやすい職場づくりの実現を統一して追求する運動と伝統を職場と地域に広げることが求められています。

本日確認した方針をもとに向こう一年間、ともに力を合わせて前進しましょう。

以上、宣言します。

2020年7月31日
横浜市従業員労働組合
第74回定期大会

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